危険因子をチェック! 30代に増えている「若年性心筋梗塞」の知識

【女性からのご相談】
最近、バラエティ番組に出演されていた30代男性が突然心筋梗塞で亡くなられたのが、とても印象に残っています。心筋梗塞というと、年配の方に多いイメージがあったので、30代でも発症し、死に至ることもあるのかと驚いています。

最近は、若くても心筋梗塞になるリスクが高くなっているのでしょうか。また、心筋梗塞の予防法や対策などがあれば教えてください。

a 高齢者の心筋梗塞も増える一方で、45歳以下に起こる心筋梗塞(若年性心筋梗塞)も増加していると言われています。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

働き盛りの30代を突然襲う病気のニュースは、同じ世代の視聴者にとってはショッキングですよね。

心筋梗塞というと、これまでは50代後半以降の方に多い疾患でしたが、ここ数年は30代の方を中心とした若年性心筋梗塞が増えています。

そこで今回は、若年性心筋梗塞の原因、前兆、予防法などについてご紹介していきましょう。

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若年性心筋梗塞とは

心筋梗塞というと、50代後半ごろから発症する人が増え、一般的には、70代以降の方に多い病気とされています。

しかし最近は、20代や30代の方の心筋梗塞が増えてきており、若い方が発症した場合を“若年性心筋梗塞”と呼んでいます。

若年性心筋梗塞の定義はさまざまですが、症例報告などでは40〜45歳未満を若年性心筋梗塞と定義している場合が多くなっています。

若年性心筋梗塞の前兆

若年性心筋梗塞の症状や前兆は、心筋梗塞とほぼ同じです。

心筋梗塞の症状は、強い胸の痛み、呼吸困難、吐き気など。心筋梗塞の前兆は、みぞおち部分を圧迫するような痛み、激しいだるさ、吐き気、冷や汗、左肩から背中にかけての痛みなどがあります。

胸の痛みがあっても5〜30分程度でおさまり、何ともなくなる場合もあるため、受診せず我慢し続ける方もいます。

しかし、心筋梗塞は1回の発作でも救命措置が遅れれば死に至る可能性の高い病気ですので、気づいたときに早めに受診して適切な治療を受け、死に至るリスクを減らすことが大切です。

若年性心筋梗塞に詳しい循環器専門の医師によると、発症者の50%はなんらかの前兆を感じたと報告しています。自覚症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。

若年性心筋梗塞の危険因子と予防法

ここでは、若年性心筋梗塞の発症リスクが高まる危険因子についてまとめ、普段からできる予防法についてご紹介しましょう。

若年性心筋梗塞の危険因子

・喫煙
・高コレステロール血症
・肥満
・糖尿病

この他、家族歴なども危険因子としてあげられますが、現代においては本人の生活習慣によってできた動脈硬化が引き金となっているのではないかと考えられています。

若年性心筋梗塞の予防法

・脂質の多い食事を控える
・禁煙
・節酒
・規則正しい生活を送る
・ストレスをためない
・ウォーキングなどの適度な運動
・急に走る、重いものを持つなど、急激に血管に負担をかける動作は控える
・寒暖差に注意し衣類や室温を工夫する
・定期的な血液検査を受ける


いかがでしたか。今回は、最近若い人に増えている若年性心筋梗塞についてご紹介しました。若年性心筋梗塞は30代、40代に多く見られますが、まれに20代にも発症することもある病気です。

心筋梗塞の危険因子に心当たりのある方、ご自身の体調に気を配り、少しでも自覚症状があれば我慢せずに早めに医療機関を受診しましょう。

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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