マタニティブルーが怖い! ママが「産褥期」を乗り越えるポイント

【ママからのご相談】
現在、32週目のプレママです。初めての出産ですがとても楽しみにしています。

ただ、マタニティブルーになるとか、生活が一変するなどというママ友の怖い話を聞いて、不安な気持ちが大きくなってきています。

マタニティブルーにならずに済む方法はありますか?

a 産褥期の過ごし方を知っておき、休養と自分に有効な対策を準備しましょう。

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

もうすぐご出産との、おめでとうございます! 新しい命がやってくるのは本当に楽しいものです。

しかし、出産という大仕事をこなすわけですから、相談者様の体を一番にいたわらなければなりません。

これは私だけでなく多くの出産経験者の方が思っていることです。

お友達が話された通り、生活の変化はやってきます。子どもが中心の生活になるのだから当然です。

そして、その大変さやホルモンバランスの乱れからマタニティブルーを経験する人も多くいます(私も第1子を出産した際は経験しました)。

産後から産褥期を乗り切るまでに必要なことを“生活・体・心”の3つの面から見ていき、今から自分に有効な対策を準備することが産褥期を乗り切る大切なポイントです。

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ママが産褥期を乗り切るためのポイント

生活編

今までとは、まったく違った新しい生活が始まります。

産後は体も思うように動きませんし、未知の世界である育児もスタートします。

育児については、ある程度のことを母親学級などで学んだと思いますが、実際は思う通りにいかないことも多くあるのが現状だと思っておきましょう(個人差がありますから、子育ては十人十色です!)。

当面の育児は、何事も起こらない限り、オムツ交換と授乳、そして抱っこの繰り返しです。

家事は、普段通り特に変わることはありません。

でも、産褥期は普段通りの動きができないと思っておいてください。

“退院後の生活の目安”を退院時に病院からもらいます。しかし、それはあくまで目安です。

家事を一気に全てこなすのは無理です。

体調をみながら少しずつできることを拡大するようにしてください。

・家族や夫の援助
・食事の準備などの軽減に役立つものを準備しておく
・家事代行の依頼

こういった方法を取り、産褥期だけは休養を第一に考えた生活をしましょう

また、体形を早く戻そうと産褥体操以外にも何かしようとすると、かえって体調を崩します。

産褥体操もゆっくりと行い、決して無理をしないようにしましょう。

体の面

昔からの言い伝えで、後1か月は水仕事をしてはいけない”とあります。

出産という大仕事を成し遂げたのだから、ゆっくり休みなさいという意味だけでなく、体を冷やしてはいけないという意味も含まれています。

それくらい、出産というのは大変なことだということです。

退院してきたら、「掃除に洗濯……とやることがたくさんあって休んでいられない」と思いますよね(私もそうでした)。

そうだとしても、極力床を上げないで、いつでも横になれるようにしておきましょう

一日のほとんどを、子どもの泣き声とお世話が占めます。

子どもが寝ている間に休息を取れるようにしないと、寝不足が続きますし、体の疲れは増すばかり。

心にも影響を及ぼす可能性が高まります。

お母さんが弱った状態では、子どもに十分なことをしてあげられませんから、体の面も無理をしないことをおすすめします。

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心の面

出産後は、ホルモンバランスの乱れと、慣れない子育ての疲れと、寝不足が起こります。

さらに、子どもの泣き声で、余計に心がかき乱されてしまうことも往々にしてあるのです。

これらがどっと押し寄せてくると、どうしても、心の状態が不安定となります。

いわゆる“マタニティブルー”というものです。産褥期には、気分の落ち込みなどを感じてしまうものです。

急に不安になったり、「子どもを泣き止ませることができない私は無能」なんて感じてしまう人もいるくらいです。

こんなときは、誰かと話をすることでいくらか落ち着きます。

心の中にある、わけのわからない不安感をご主人や家族に聞いてもらいましょう。

それが叶わない場合は、市町村の保健センターや認定保育園の専門相談員など、子育て経験者に話を聞いてもらう方法もあります。

これらを今から調べて、心のバランスが取れるように準備しておくと、心の面がとても楽だと感じます。

絶対に不安を自分の中に閉じ込めてしまわないようにしてくださいね。ここが大切です!

私も最初の子のときは、不安や家事育児がちゃんとできないことなどから毎日泣いてばかりいました。

そのときに市町村の保健センターから保健師さんが訪問してくれ、心の不安の話を教えてくれ、話を聞いてもらえました。

それまで遠慮して話すことができなかったことを、主人や家族に遠慮なく話し、支えになってもらいました。

自分から心を開くことが大切だとわかったのです。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、自分の心を守ることを大切にしてほしいと思います。

ご相談ありがとうございました。

【参考文献】
・『赤ちゃん そのしあわせのために』財団法人母子衛生研究会・発行

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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