赤ちゃんにも心はある! ママが「乳幼児の脳」を発達させるポイント

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

食育インストラクターであり、心理カウンセラーである筆者のもとにはさまざまなご相談が寄せられてくるのですが、その会話の中で以前から気になっている言葉があります。

「まだ小さいから分からない」。3歳くらいまでの子どもに対してよく使われているようですが、果たしてそうでしょうか?

はっきり言います。3歳に満たない子どもは自分の感情をうまく言葉で表現することはできなくとも、周囲の大人の言葉、気持ちをちゃんと理解しています

そして安心したり、不安になったりと大人と同じ感情を持ち合わせているのです。

今回はそのあたりを脳科学から子どもの脳について考えてみたいと思います。

0〜2歳の脳は非常に特殊です

0〜2歳の脳は“乳児脳”と呼ばれているのですが、単に小さく発達段階の途中であるというだけでなく、非常に特殊な働きをしていることが分かっています。

この時期はまず基本的な生命維持のための機能を担う“脳幹”を発達させていきます。

脳幹はその名の通り、脳の“幹”に相当する脳領域で、成人では大脳が反応する、人の言葉や、その人が優しいか、信頼できる人かといった知的感情的な働きを、乳児脳ではまだ未発達な大脳に加えて脳幹も活発に活動するのです。

特に母親の言葉や表情、感情や匂いなどで大きく活動し、喜怒哀楽といった感情や記憶も持っています。

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健やかな脳の発達に必要なこと

脳科学者の澤口俊之氏によると、乳児脳の時期に最も大切なことは“母子密着型育児”であり、他には自然の音が聞こえたり、太陽の光を浴びたり、家族の話し声が聞こえる、話しかけられるといった豊かな環境刺激が必要だといいます。

ダブレットやスマートフォンの普及とともに、この乳児脳の時期の子どものタブレットやスマートフォンでの一人遊びが良くも悪くも話題となっていますが、健やかな脳の発達に必要なのは、はやり機械的な刺激よりも愛情を伴った刺激が大切だと言えるでしょう。


「まだ小さいから分からない」は単なる大人都合の勝手な思い込みです。

昔から日本に伝わる“江戸しぐさ”の中でも“子育て四訓”というものがあり、『乳児はしっかり肌を離すな。幼児は肌を離せ手を離すな。少年は手を離せ目を離すな』と伝えられています。

知的で立派な親である必要はありません。眼差しを向け、言葉をかける。脳科学から見てもそんなささいなことが大きな影響を与えることが分かっているのです。

【参考文献】
・『「やる気脳」を育てる』澤口俊之・著

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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