音読からスタート! 文章嫌いの子どもに「本の楽しさ」を教える方法

【ママからのご相談】
36歳女性、会社員です。小学校3年生の息子が本どころか、文章問題の文字を読みたがりません。

面白そうな本を探して買ってくるのですが、ペラペラめくって、「ふ~ん」という感じです。

先生からも、家庭訪問の際に、「テストやドリルの文章を読まないですね」と言われています。読むことができるようにしたいです。

a まずは音読の楽しさを教えてあげましょう!

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

今の時代、子どもさんの本離れ、活字離れをよく耳にします。相談者さまだけではなく他の親御さんも頭を抱えていますね。

本当に子どもの活字離れは進んでいるのでしょうか?

2015年度の毎日新聞社が実施した第61回学校読書調査で1か月の平均読書冊数は、小学生だけを見てみると11.2冊。

過去最高値を示した2014年の11.4冊よりわずかに0.2冊下回る結果になっています。なんと、ゆとり教育の時代よりも平均読書冊数は増えているのです。

先に紹介した1か月の読書数はあくまでも平均値であるので、相談者さまの息子さんのように本が嫌いな子どもさんはたくさんいらっしゃると思います。

現に、筆者の長男も読書を嫌っていました。学校から本は借りて来ても、まったく開くことはありませんでした。

相談者さまと同じように、おもしろそうな本を買って来てはみたものの、そのとき少し開いて、“読んでいる様子”を少しみせては、その後は本棚の“飾り”になっていました。

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音読で『読むこと』を楽しく!

学校の宿題に、音読が出されていませんか? 筆者の息子もよく音読の宿題は出されていました。

いやいやながら読んでいるので、一段落ごととか3行ごとに区切って、筆者も参加して交代ずつ読んでみることにしました!

おもしろおかしく抑揚をつけることも忘れませんでした。

驚きでした! 息子が、今までになく一生懸命にいきいきとした表情で教科書を読んでいるのです。

読むときはリズムをつかんで読むこと

『春は曙。やうやう白くなりゆく山際、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる……』

清少納言の『枕草子』ですね。言葉が美しく、文章にリズムがあると思いませんか?

小学校低学年で習う、谷川俊太郎翻訳の『スイミー』(レオ・レオニ作)なども、独特のテンポがありますよね。

このテンポやリズムを意識しながら、声に出して読むことで読む力の基礎が十分できてくるでしょう。

音読で大切なことは読ませるだけではなく、親も音読に参加。抑揚を付けて読み聞かせる上手に読めたときは、すぐに褒めてあげるです。

本を買うだけではなく、読むときはおかあさんも一緒に読んでみましょう。

音読で読むことの楽しさを知ってもらい、次に読書……と少しずつステップアップしていくようにしましょう。

【参考リンク】
「第61回学校読書調査」の結果 | 公益社団法人 全国学校図書館協議会

【参考文献】
・『男の子は10歳になったら育て方を変えなさい!』松永暢史・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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