クラスに1人はいる? 子どもの「先天色覚異常」の実態と検査方法

こんにちは。
ライターのNANARUKAです。

先日、娘が小学校から色覚検診のお知らせをもらってきました。『希望する方には簡易検査(スクリーニング)を実施します』というものでした。

色覚検診とは色覚異常を発見する検診で、大小のドットの中に、別の色のドットで表された数字や絵を見て、どう見えるか、何が見えるかを答える検査です。

子どものころ、学校の健康診断で行った記憶がある方も多いはずです。ところが、この色覚検診、現在は学校では実施されていません。

『先天色覚異常』ってどんなもの?

先天色覚異常は男子の20人に1人、女子の500人に1人という割合で見られ、男女同数の40人学級であれば、1クラスに1人いることになります。

色がまったく分からないというわけではなく、色や状況によって見分けにくいものがある程度。

日常生活での不自由はほとんどなく、保護者でも気づかないのが普通と言われています。

しかし、時に色を見誤って周囲から誤解を受けたり、授業の一部が理解しにくいことなどが考えられるため、さまざまな配慮が求められるべきものでもあります。

現在、学校における色覚検査は、平成14年の学校保健法施行規則の改正によって、定期健康診断から除外されました。

10年以上、多くの学校で色覚検診が行われなくなったことで、学校生活や進学、就職に関わるトラブルが増えてきているそうです。

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発見が第一! まずは検査してみよう

簡単な検査は自分でもできます。

検査表は個人で購入することができますし、学校での簡易検査(スクリーニング)やインターネットなども活用し、医学的に認められた色覚検査表を使って検査してみましょう。

対象年齢に定めはありませんが、未就学児や小学校低学年で学校での問題が報告されています。

さらに、進学・就職に関するトラブルも多いことから、小学校低学年のうちに実施し、さらに、中学1年に行うことが望ましいと考えられています。

検査の際も、もし子どもが表を読めずに困惑している様子があれば、自尊心を傷つけるような言動は避け、慌てず静かに作業を続けます。

わが子が色覚異常だったら?

先天性色覚異常かどうかは、眼科を受診しなければ分かりません。

検査表が読めない、間違って読むなど、異常が疑われた場合は眼科受診が推奨されています。

色覚異常だった場合、本人はそれを自覚していない場合が多いため、発見して自覚することで、経験によって対処法を学習できます。

学校での授業を受けるにあたり、また、将来の職業や進路選択にあたって、自身の色の見え方を知っておくためにも、色覚検診は大切なものなのです。


いかがでしたか?

今すぐに重大な問題が起こることはないけれど、親である私たちが正しい知識をもって、少しでも早く気づいてあげたいものです。

このコラムが多くの方の『先天色覚異常』を考えるきっかけになれば幸いです。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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