家庭でも教えよう! ママが参考にすべき「学校における食育」のポイント

【ママからのご相談】
小学2年生の娘がいます。小学校の懇談会で担任の先生から「授業でも食育に関することを取り上げる」と聞きました。

家庭でも“食育”に関心を持ってくださいとのことでしたが、小学校での“食育”ではどんなことが取り上げられるのでしょうか?

a 栄養バランスや食事マナーに加え、地域の特産物や食文化、生産や流通、調理に関わる人への感謝など多岐に渡ります!

ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。

小学校での食育というと“給食”や“家庭科”の時間がイメージされるのではないでしょうか?

しかし、文部科学省が平成20年に改定した学習指導要領では食育に関する記述が増やされました。

その結果、『学校における食育の推進』が明確に打ち出され、学校での食育は給食や家庭科の授業にとどまらず幅広く行われるようになっています。

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小学校での“食育”の場は多岐に渡る!

文部科学省が打ち出している『学校における食育の指導場面』を見てみましょう。

・給食の時間
・総合的な学習の時間
・学級活動
・保健体育科
・道徳
・家庭科
・各教科(社会科、理科等)
・学校行事、クラブ活動
・PTA行事や地域と連携した学習

現在小学校で行われている“食育”はさまざまな教科や活動を通じて行われていることが分かりますね。

小学校での食育で身につけたいポイントは6つ

これらの学習や活動を通して、身に付けて欲しいと期待されるポイントは以下の6点です。

①食事の重要性や楽しさ、喜びなどを理解する
②成長や健康維持のために望ましい食事のとり方や栄養バランスを理解し、自ら管理していく能力の獲得
③食品の安全性や品質を正しい知識や情報を元に自ら食品を選択できる判断力をつける
④食物の生産・流通・調理にかかわる人々への感謝の心や食べ物を大切にする心を育てる
⑤食事のマナーや、食事を通じたコミュニケーション能力を身に付け社会性を高める
⑥地域の食に関する歴史、特産物や食文化を理解し尊重する

栄養面や食事の重要性の学習にとどまらず、食物の生産に関わる方への感謝の気持ちを育んだり、地域の食文化や特産物について学ぶことも大切な内容と捉えられています。

例えば京都の小学校では、和食文化の基本である“だし”について京料理店の料理人を講師に招いて体験的な授業が行われ話題になりましたね。

地元で採れた食材を使用して、郷土食を作る授業なども各地で行われているようです。

また、平成25年時点で全国の4,630校(公立学校)に栄養教諭という学校での食育を推進する先生が配置されています。

配置されていない学校にも、近隣の学校から定期的に派遣されてくる場合もあり、子どもたちに健康と栄養の関係についてのお話などをしてくださいます。

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“家での食育”と“学校での食育”の両輪で!

気を付けなければならないのは、食育の主役は“家庭”だということ。学校は“家庭に対して食育を啓発する”という立場に位置づけられているのです。

そのようなこともあり、ご相談のように担任の先生から「家庭でも食育に関心をもってください」というお話があったのではないでしょうか。

とはいっても、難しく考えることはありません。一緒に料理をする、ご飯づくりをお手伝いしてもらうといったことは立派な食育です。

また、お正月のおせち料理や七草がゆの由来について教えるのも、外食のときやお弁当を購入する際に「お肉と野菜をバランス良く食べるといいよ」と促すことも立派な食育です。

社会科では、

・さまざまな食料生産が国民の食生活を支えていること
・食料生産に従事している人々の工夫や努力
・生産地と消費地を結ぶ運輸の働き

などが学習指導要領に盛り込まれていますから、スーパーへ買い物に行ったときに、「人参や大根はどこの県から来ているかな?」と親子で興味を持って見てみることも立派な食育になると思います。


いかがでしょうか? 先ほどご紹介した6つのポイントを参考に、日常生活の中に無理なく食育を取り入れていけると良いですね!

●ライター/パピルス(フリーライター)

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