5歳からが始めどき? ピアノが「子どもの脳」に良いワケ

【ママからのご相談】
5歳になる子どもの習い事を考えています。幼稚園のお友達のママたちに聞くと、ダンスやバレエ、スイミングなどの運動系を習わせているご家庭が多いです。

わが家は音楽の好きな娘にピアノを習わせてみたいのですが、活動的な運動系の習い事も捨てがたいと思ってしまいます。

悩んでしまって、なかなか決めることができません。何か決め手になるようなアドバイスをいただけたらうれしいです。

a ピアノは“子どもの脳に良い習い事”と言われています!

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

たくさんの選択肢の中から一つを選ぶということは、何事においても大変難しいことですよね。

お子さんの将来の夢につながるかもしれないという習い事を決めるとなると、その選択の重要性が高く、迷ってしまうお気持ちはとてもよくわかります。

ちなみに私事で恐縮ですが、わが家の9歳の娘は5歳のときにピアノを習い始めました。

今のご相談者様の娘さんとちょうど同じ年齢ですね。

発表会では、年があがるごとに少しずつ長い曲を情感込めて弾けるようになりました。

本人も学校の音楽会で伴奏をする機会をもらったりすることで自信を持つことができている様子です。

現時点では、私たち親子にとってピアノとの出会いは非常にすばらしい経験につながっています。

さて、「ピアノは良い習い事である」という私の一体験談はさておき、科学的に根拠のある説を唱えている脳科学者がいますので、ご紹介させていただきたいと思います。

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ピアノが子どもの脳に良い理由

脳科学者、澤口俊之先生によると、『現在学術的に証明されている限りにおいて、ピアノほど脳にいい習い事はない』ということです。

その理由についてまとめてみました。

(1)HQ(人間性知能)の向上が期待できるため

IQ(一般的知能)というとなじみがあると思いますが、HQという言葉はあまり聞いたことがないかもしれません。

そのために、HQというのは何なのかを少しご説明する必要があります。

ーHQとは、“人間らしい人生を送るための脳力”

『HQの中身は、夢や目的に向かって適切に行動する能力「未来志向的行動力」と、理性、思いやり、協調性を身につけてうまく生きる能力「社会関係力」である。

人は夢を持ち、夢を叶えるために努力して成功し、幸せな人生を送りたいと思うものである。

そして、そういう人生を送るためにはIQよりもHQという知能の方が重要であると証明されている。

さらに、さまざまな習い事や余暇の過ごし方の中でも、すべての実験においてダントツにHQが向上するという結果を出しているのが“ピアノの稽古”なのです』

つまり、ピアノのお稽古を続けるとHQの向上が期待できる。

その結果、夢の実現や社会的成功、良好な恋愛や結婚生活、運動能力や器用さ、言語能力、ひいてはIQの向上にまでもつながっていくのです。

(2)脳機能をまんべんなく育て、“地頭”を良くすることができる

澤口先生は、

『ピアノの稽古を続けていくと、脳りょうと呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスが良くなる。

また小脳も大きくなり、運動機能や知的機能、感情的機能までアップ。さらに海馬と呼ばれる部分が発達し、記憶力が向上するので学力のアップにつながる』

ともおっしゃっています。

また、澤口先生はピアノがどうしてこんなにも脳に良い影響を与えることができるかについても、このような見解を示しています。

『ピアノは両手を並列かつ複雑に使い、楽譜を一時的にも記憶しながら演奏し、さらに次に弾く楽譜を先読みする。

そして最も重要なのが、両手を同じように使うが、その使い方が全く異なるという点である。これが他のものにはない非常に高度な行為なのである』と。

ピアノはいつから始めたらいいか?

始めるタイミングについて同氏は、『HQの向上のためには、5歳から8歳がより効果的である。週に1回40分のレッスンで良い』とおっしゃっています。


いかがでしたか?

脳科学の観点からも注目されているピアノのお稽古、ぜひ親子で楽しんでみてください。

音楽は一生の友になるすばらしい習い事だと私も確信しています。

【参考文献】
・『「やる気脳」を育てる』澤口俊之・著

●ライター/あしださき(元モデル)

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