先輩ワーカーに聞く! 子育てママが「在宅ワーク」を始める際の注意点

【ママからのご相談】
もうすぐ産休に入るプレママです。産休・育休中の収入減を埋めるため、副業で在宅ワークをはじめたいと考えています。実際、子育てしながらできるものなのでしょうか。

a 個人差はありますが、手取り減少分の“補填”であれば可能でしょう。

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

インターネットの普及で、「パソコン1台あれば、在宅ワークが可能」な時代となって、はや十数年。最近では、クラウドソーシングサイトに登録することによって、在宅ワークをさらに効率的に始めることが可能となりました。

さて、今回のご相談ですが、私自身が育休中にライター活動を行っている身なので、育児と在宅ワークの両立ができるのかどうか、ということになると、「できる」という回答になります。

それでは、先輩在宅ワーカーの方々から見た、在宅ワークの注意点をご紹介します。

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単価が安すぎる案件はNG

『インターネットの発展で垣根が低くなったことは良いことだが、その分、値崩れがひどい。ここ数年はスマートフォンの普及でさらに悪化している傾向にある』(30代・在宅ワーク歴7年)

『報酬が低すぎるお仕事は、お断りしています。ライターのお仕事で、“1文字0.2円から”とか、バカにするにもほどがありますよね。在宅ワークデビューの方は特に、足元を見られないよう注意したほうがいいと思います』(20代・在宅ワーク歴3年)

在宅ワーク報酬の低価格化については、私も同感です。低単価すぎる案件の受諾については、仮に在宅ワークデビューの時期だとしても、正直“時間の無駄”だと考えます。

例えば、「赤ちゃんがやっと1時間お昼寝してくれた。その合間に在宅ワークをしたけれど、200円にしかならなかった」となると、「その時間を休息に充てたほうがよっぽど良かったのでは?」と思えてなりません。

単価が安すぎるかどうかの判断基準としては、“1時間作業して、いくら稼げるか”を目安にすると良いでしょう。つまりは“時給換算”です。

時給換算してみて、「割りに合わないな」と思ったら、その仕事は受注しないほうが良いでしょう。

最初から案件を受注しすぎない

『初心者にありがちなのが、過剰な仕事の抱え込み。最初は案件単価が低いものしか受注できないから、「とにかく数やらないと!」と考えがち。けれどそれは諸刃の剣で、多くの場合、締め切りを守れなくなったり、成果物のクオリティが低かったりして、単価アップにつながらない。それどころか下手すると単価が下がってしまい、「もっと仕事を増やさないと」という悪いサイクルにはまってしまう』(30代・在宅ワーク歴5年)

最初は、確実にできる仕事だけを受けたほうがいいですね。慣れてきたら、数を増やしたり、別のジャンルに手を出したりすればいいですから。この仕事にロケットスタートは向かないと思っています。良い仕事をしていれば、自然と単価は上がっていきますから。焦らないことが大事ですね』(20代・在宅ワーク歴2年)

これはまさに“ごもっとも”なご意見です。

特に、育児序盤は時間の計算がまるでできません。プレママのうちに在宅ワークを始めることについて否定はしませんが、案件受注数を増やすのは、少し待ったほうがよいでしょう。

産まれてきた赤ちゃんが、どのくらいの間隔でおっぱいを欲しがるのか、どのくらいまとめて眠ってくれるのか、そういったことがある程度定まってきてから仕事を増やしたほうが良いでしょう。

「ママ業>副業」の優先順位を崩さない

『「仕事がかさんできて、子どもの世話ができなくなった」「締め切りに追われて、家事がまったく手につかない」という声が、子育ての合間の副業として在宅ワークを始めたはずの人たちから、けっこう聞こえてきます。それでは本末転倒だと思うのですが』(40代・在宅ワーク歴6年)

“優先順位”も重要なポイントでしょう。

あくまで“産育休中に減ってしまう手取りの補填”が目的であるのならば、ポジションとしては“副業”の域を出ません。そしてその場合の“本業”は、言うまでもありませんが、“ママ業”です。

パパとの家事・育児の分担については、ご家庭の状況によって変わってくるとは思いますが、“ママ業が本業”という意識を常に念頭に置くことが、オーバーワークを避けることにつながるでしょう。

会社への副業可否の確認をしておく

『副業禁止の会社がけっこうあるので、がっつりやりたいなら、人事部や直属の上長に事前に相談しておいたほうがいいと思います。これまではともかく、今後はマイナンバー制度のおかげで、隠れ副業が難しくなる可能性が高いので』(30代・在宅ワーク歴2年)

マイナンバー制度の開始によって、副業が会社に“絶対にバレる”というわけではありませんが、副業が服務規程違反につながる可能性がある場合は、事前に担当部署へお伺いを立てておきましょう。

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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