アルプス一万尺は日本発!? 子どもに教えたい“童謡”のマメ知識3選

ママライターのSARASAです。

普段何気なく子どもたちと歌う童謡や歌の歌詞。でもその歌詞の本当の意味やストーリーを知っていますか?

知らず知らずに勉強になる童謡をご紹介します。ぜひ、お子さんと一緒に歌ってみましょう。

子どもに教えたい“童謡”の豆知識3選

(1)アルプス一万尺は日本製

“アルプス一万尺、小槍(こやり)の上で、アルペン踊りを、さあ踊りましょ、ランラララ……♪”(作者不詳:アメリカ民謡)

ここで歌われるアルプスとは、スイスのアルプス山脈ではありません。実は日本アルプスのこと

北アルプスにある槍ヶ岳のとなりで一回り小さくとがっているところが小槍(こやり)。その高さは3,030m。すなわち一万尺!

五題目の歌詞は、“槍や穂高は、隠れて見えぬ、見えぬ辺りが槍穂高♪”とあります。

これは日本の登山愛好家たちがメロディーに歌詞をつけたと言われています。

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(2)文語表現のお勉強に最適な童謡“一寸法師”

童謡『一寸法師』の1~5題名の歌詞は文語形態の語法を使っています。

これを子どもたちが軽快なリズムとともに歌いなじむことで、日本語に文語形態の語法があることを自然と学ぶことができるそうです。

小さいものが大きなものを打ち負かし幸せを掴み取るストーリーは、一寸法師の他にも牛若丸や金太郎などにも見られます。

成長途中で大人を見上げることの多い子どもたちのハートをがっちり掴みます。

・(一)……指にたりない一寸法師、小さいからだに大きな望み、お椀の舟に箸のかい、京へはるばるのぼりゆく
・(二)……打出の小槌京は三条の大臣どのに、抱えられたる一寸法師、法師法師とお気に入り、姫のお伴で清水へ……♪

ちなみに、金太郎も実在の人物という説も。源頼光が四天王の一人、坂田金時の幼名とされています。

今昔物語によると母親は山姥。後に大江山に住む鬼の頭領、酒呑童子を退治します。

(3)浦島太郎が龍宮城に行った日は7月7日!?

“むかしむかし浦島は〜助けた亀に連れられて〜龍宮城へ来てみれば絵にもかけない美しさ〜♪”

浦島太郎(浦嶋子:うらしまこ)が龍宮城へ旅だったのは日本書紀によると西暦478年雄略22年7月7日。

地上に帰ってきたのが825年だそうです。竜宮城で過ごした3日間は、正式には347年間ということなのでしょうか。

こうした浦島伝説は日本各地に存在します。京都市にある浦嶋神社には、『浦嶋明神縁起絵巻』『浦嶋明神縁起絵巻』とともに、『白練緯地霧桜土筆肩裾文様繍小袖(乙姫小袖)』や『亀甲紋櫛笥二合(玉手箱)』がご神宝として現存しています。

浦嶋明神縁起絵巻と、玉手箱は資料室で見学できるそうです。


日本のみならず、外国でも、不思議な形で生まれて大きな成長をとげ、苦難や困難を仲間(動物)たちの力を借りて乗り越え、美しい伴侶と富と成功をつかむ物語が存在します。

最も望ましい人の一生の具現化がこうした物語には込められているのでしょう。

そして子どもたちはこうした物語にワクワクしキラキラした目を輝かせます。

複雑化する世の中ですが、子どもたちのような純粋な心をいつまでも持っていたいものです。

【参考文献】
・『童謡の風景』合田道人/村上保・著

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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