歩きグセが原因? 「タコ・魚の目」から考える足の健康状態

【パパからのご相談】
30代で、一児の父です。仕事は食料品の営業で外回りが基本のため、足にできるタコや魚の目はもはや職業病になっています。歩くのがつらくなると自分でヤスリを使って除去していますが、取ってもまた2週間くらいでできてしまいます。

面倒ですが、やはり皮膚科に行くべきなのでしょうか。

a 靴のサイズや形・歩きグセなどを見直さないと、皮膚科で除去しても再発します。

こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。ご相談ありがとうございます。

歩くことが仕事の営業職の方は、仕事で履く靴のサイズや形、さらには歩くときの自分のクセなどを見直すべきです。そうでない限り、たとえ皮膚科に行って角質除去治療を受け一時的に完治したとしても、また再発することは避けられません。

都内で皮膚科クリニックを開業する医師から聞いたお話を参考にしながら、ご相談者様のお役に立てそうな情報を以下に記してみたいと思います。

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足の親指の外側にタコができやすい人は“外反母趾”かも!?

『足の親指の外側に角質ができやすい場合は、外反母趾(がいはんぼし)の傾向があります。外反母趾とは足の親指が小指側に変形して“くの字”になってしまっている状態をいいます。この部分にタコができやすい人は、歩くときの重心が親指に偏るクセがあることが多いです。また、外反母趾になる原因には履いている靴のかかとが高すぎるという問題があります』(50代男性/都内皮膚科クリニック院長・皮膚科医師)

ご相談者様は営業職で毎日毎日たくさん歩くわりには、履いている靴のかかとが高すぎるということはありませんか?

足裏の人差し指の付け根〜中央にできる“ヒールダコ”

『足裏の人差し指の付け根から中央にかけてできるタコは、俗に“ヒールダコ”とも言われ、かかとの高い靴を履いて外回りでたくさん歩く人や長時間の立ち仕事をする人に多くみられます。このタコができる人は外反母趾が進行していることが疑われます。外反母趾では親指で蹴り返しにくくなってくるため、代わりにその役目を担う部位にタコができるのです』(50代男性/前出・皮膚科医師)

こうして医師の説明を聞くと、たくさん歩く仕事の人がかかとの高い靴を履くことの弊害というものが、分かってくるような気がしますよね。

重度の外反母趾になると整形外科的な手術療法で治療することになります。

ご相談者様の場合は何としても今の段階で履く靴を考え直して、保存療法(体に傷をつけない治療法)と皮膚科的な治療(サリチル酸などの薬をタコに数日間貼りつづけて分厚くなった角質を除去する治療)で対処できる範囲にとどめておきましょう。

また、自分の歩き方というのは自分ではあまり見たことがないものですから、奥様に歩き方を見てもらって変に偏っていないかをチェックしてもらうことも大変有意義です。

小指の外側のタコは魚の目に発展すると厄介。先の細い靴を履いていませんか?

『皮膚科の患者さんにとても多いお悩みで、小指の外側のタコが魚の目に発展したために歩くたびに痛みが起こってつらい、という症状があります。この部位の角質も原因は靴のかかとが高すぎたり靴の先が細かったりということが挙げられます。魚の目は、刺激が一点に集中したために角質が円すい状の芯のようになって突き刺さるため痛く、つらいのです』(50代男性/前出・皮膚科医師)

魚の目の治療法も、基本的にはタコと同じであると皮膚科の先生は言います。

ご相談者様の場合、お仕事が激しく歩きまわる営業職にしては、現在の靴がおしゃれなビジネスシューズ的なものでありすぎるのではないでしょうか?

そうである場合、皮膚科で一時的にタコや魚の目を除去しても、また再発してしまうことは間違いありません。

ウォーキングシューズでも、ビジネスの場で違和感のないステキなものがいろいろと売られていますので、買い替えを強くおすすめいたします。

●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)

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