低出生体重児って? 「小さく生まれた赤ちゃん」を育てるポイント

こんにちは、ママライターのacoです。

小さく生まれた赤ちゃんを“未熟児”ということがあります。

実は、未熟児は正式な医学用語ではありません。出生体重が少なくても体の機能に問題のない赤ちゃんはいますし、一方である程度出生体重があっても体の機能が未熟ということもあります。

そのため、最近では『低出生体重児』『早産児』などと呼ばれるようになりました。

今回は、小さく生まれた赤ちゃんの基礎知識についてお伝えしたいと思います。

分類の仕方により異なる呼び方に

低出生体重児や早産児というのは、医学上の分類によりつけられた呼び方になります。分類方法には、出生体重で分けられるものと、在胎週数により分けられるものがあります。

【出生体重による分類】
低出生体重児……2,500g未満で産まれた赤ちゃん
極低出生体重児……1,500g未満で産まれた赤ちゃん
超低出生体重児……1,000g未満で産まれた赤ちゃん

【在胎週数による分類】
早産児……在胎37週未満で産まれた赤ちゃん
正期産児……在胎37~42週未満で産まれた赤ちゃん
過期産児……在胎42週以上で産まれた赤ちゃん

つまり低出生体重児に該当する赤ちゃんは、37週未満の早産で産まれた子が多いものの、中には37週を過ぎた正期産であっても体重が少なかった赤ちゃんも含まれるということです。

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発育・発達は修正月齢で考えます

育児書や育児雑誌などで『修正月齢』という言葉を目にしたことのある方もいらっしゃると思います。37週未満の早産で生まれた赤ちゃんの発育や発達をみる際は、本来の予定日を生まれた日と仮定して、そこから数えた月齢を修正月齢として考えていきます。

例えば36週で生まれた場合は、生後2か月を修正月齢1か月とします。離乳食の開始時期も修正月齢でみていくそうです。3歳ごろになるとほとんどの子の発育・発達は、正期産で生まれた子たちと同じ程度になるといわれています。もし3歳になるまでに追いつけば、修正月齢でなく暦月齢(本来の月齢)でみていけばいいそうです。

予防接種は暦月齢通りに行います

一方、予防接種の予定を立てるときは、修正月齢ではなく生まれた日から数えた暦月齢で考えます。

早産で小さく生まれた赤ちゃんをもつママは、「まだこんなに小さいのにもう注射を打って大丈夫なの?」と思われる方も多いでしょう。しかし、早産児の場合、ママから免疫をもらう前に生まれてきているケースも多いため、その分重い病気にもかかりやすいといえます。

それぞれの予防接種ができる月齢になったら、早めに打ってもらうことが大切です。生後入院していた間に、ガンマグロブリンやステロイドによる治療や交換輸血などを受けた場合には、主治医の先生と相談して決めていきます。


わが子が小さく生まれたとき、「早く大きくならないかしら」「いつになったら他の子に成長が追いつくのかしら」と考えてしまうママもいらっしゃると思います。

しかし、正期産で生まれた子であっても発育や発達は一人ひとり異なります。つい焦ってしまう気持ちもありますが、その子なりの成長を温かく見守り、日々の幸せを感じていけるといいですね。

【参考文献】
・『小さく生まれた赤ちゃんの安心育児』堺武男(宮城県立こども病院副院長)・監修

●ライター/aco(フリーライター)

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