親の正念場! 「いじめをしたわが子」に言ってはいけないフレーズ3選

【ママからのご相談】
息子(小2)がクラスでいじめをしていると担任から連絡をもらいました。もうショックでそのときは怒ることしかできませんでした。相手の親御さんには謝罪したのですが、今後このようなことが起こらないようにするためにどう子どもと話したらいいでしょうか。

a まずは、お子さんの話を聞くことから始めましょう。

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

自分の子どもがいじめをしてしまったら、親としては相手の方に謝罪しますよね。そのことを一番になさったのは、本当に素晴らしいことだと思います。

いじめはとても悪いことですが、いじめをしてしまう子どもにもまた、心に何かモヤモヤしたものを抱えていて、その反動で行動を起こしてします。

相談者様はお子さんを怒ってしまったとのこと、どうしてもそうなります。でも、ここからが勝負です。お子さんと向きあって、しっかり話を聞いてあげてほしいと思います。

その際に、言ってはいけない言葉がいくつかありますので、それらを避けて、話し合いをしていただけたらと思っています。

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いじめをしたわが子に言ってはいけないフレーズ3選

(1)「みんなが迷惑している」

いじめをする子どもの心の中には、やりきれない何らかの思いや、心の中のモヤモヤしたどうすることもできない気持ちがあります。

自分の気持ちを口でうまく伝えることができないために、行動に出てしまいます。これが他人に向けられると“いじめ”になります。

そんなときに、いじめをしてしまった子どもを責める言葉を言ってはいけません。子どもを余計に追い詰めてしまいます。

かけてあげるべき言葉は、「どうして人が嫌がることをしたの?」です。

その子が起こしてしまった行動の理由を聞くようにして、心の中にある思いをはき出させることが必要です。

(2)「いじめをするなんてウチの子じゃない!」

この言葉も、カッとなったときに口からついて出てしまうことがある言葉です。

しかし、これは子どもを追い詰めてしまうだけでなんの役にも立ちません。子どもの逃げ道をなくし、親が耳を貸そうとしない状況になってしまうだけです。このような状況でどうやって反省したり、相手に謝ったりできるでしょう。

こんなときは、「○○くん(ちゃん)がこんなことされたら、嫌な気持ちにならないかどうか考えてみようよ」と立場を入れ替えて、“いじめられるという状況を理解させること”が大切です。

(3)「あの子だったらいじめてしまう気持ちもわかる」

いじめはどんな理由があったとしても絶対にやっていいものではありません。相手の人格を否定し、心の中を踏み荒らす行為です。

親が「いじめたくなる気持ちもわかるけど……」なんていう、いじめを擁護したり同調したりするようなことを言ったら、「いじめてもOKなんだ」と思わせてしまうことになりかねません。さらにエスカレートした行動をしてしまうことだってあるのです。

私が小学生のときにいじめを受けました。いじめてきた子は、先生に注意を受けたとき、こう言ったのです。

「僕のお母さんだって○○さん(私のこと)のことだったらいじめたくなるって言ってたもん」

この子のお母さんがどんなつもりで言った言葉かはわかりません。でも、わが子かわいさに擁護や同調を示すことはよくありません。いじめは悪いことだと教えなくては、いじめはなくなりません。影でやるようになってしまいます。

口が裂けても言ってはならない言葉と考えましょう。


いじめは、相手の命を奪ってしまう可能性のある大変危険な行為です。だからこそ、安直に怒ったり叱ったりするのではなく、なぜいじめたのかなど話を十分に聞いてあげることが必要です。

子どもだっていじめをしてはいけないことくらいわかっているはずです。それでもしてしまうのには何か理由があるはずですから、怒るのではなく話を聞くところから始めてあげてほしいと思います。

ご相談ありがとうございました。

【参考文献】
・『これだけは知っておきたい教師の禁句・教師の名句』諏訪耕一/山本誠/中村和行/馬場賢治/武田富子・編著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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