年末の大掃除がいらなくなる3つのコツ

【女性からのご相談】
年末の大掃除のコツを教えてください。いつも年末は忙しくて、大掃除しようとしても、効率よくできないことが悩みです

a 大掃除なんて、要りません!

こんにちは! 小澤あきです。

いきなりこのような回答では、ご相談に対する答えになりませんね。失礼いたしました。ですが、大掃除のコツを突き詰めると、大掃除は要らないものとなるのです……。

どうして大掃除が要らなくなるのか、ご説明しますね。

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(1)掃除に魔法は使えない

1年の間蓄積した汚れを、忙しい年末の中のごく短時間で掃除するなんて、魔法でも使わない限りできません。

例えるのなら、夏休みの宿題と似ているでしょうか。

夏休み中何もしないで、8月の終わりを迎え、ラスト3日間で仕上げたそれは、ただのやっつけですので身につかないばかりか、粗雑な仕上がりにしかなりませんよね。

お掃除も同じです。

(2)掃除は特別な事ではない

お掃除とは、そもそも日々の習慣だと私は考えます。年末だけ特別にお掃除したとしても、一時的リセットにしかならず、キレイは続きませんよね。

その割に、蓄積した汚れのお掃除は、とても骨が折れるし気も重い(苦笑)。

掃除は毎日、適当に。それくらいがちょうどいいと思います。

(3)ルーティンワークとしているお掃除に、プラスα

時間にして5分、10分で十分ですから、日々のお掃除のついでに、どこか1か所でも掃除してみてください。

こうしてプラスα式お掃除を365日続けた場合、年末になる頃に汚れが蓄積しているところはどこでしょう? ありませんよね!?

毎日少しずつお掃除していれば、大掃除は必要ないのです!

何も年末の忙しい時期に、面倒くさいお掃除を一斉にしなければならない理由なんて、どこにもありません。

私にとっての大掃除は、あくまで儀式的なもの。

1年の間生活した空間と時間を振り返り、より気持ちよく新年を迎えるための儀式と捉えるので、ドッタンバッタンしたくはないのですが、「ここだけは年末に掃除する」という箇所を決めておくのはいいと思います。

いつものお掃除の延長線上に大掃除がある

プラスα式お掃除、今すぐ始めれば、今年の年末はいつもより簡単なお掃除で済むはずですよ。

次回は、このプラスα式お掃除の具体例をご紹介してみますね。お楽しみに!

●ライター/小澤あき(読者モデル、ライフオーガナイザー2級)

編集部追記

今回のコラムでは、年末の大掃除をしなくてよくなるコツとして、「毎日少しずつ掃除をしておこう」という視点でアドバイスをいただきました。

そこで、「大掃除」の由来や意味、海外での大掃除事情、大掃除が面倒な場所と効率の良い段取りについて、編集部でまとめてみました。

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年末の大掃除。その由来や意味を教えて!

「できればやりたくない。でもキレイなお部屋で新年を迎えたいから、仕方なく年末に大掃除をする」そんな方は多いですよね。でも、そもそもなぜ年末に大掃除をするような習慣ができたのでしょうか。知っておきたい、年末の大掃除の由来や意味についてご紹介します。

年末に大掃除をするようになった由来と意味

年末の“大掃除”とは、普段よりも掃除を念入りに行うことで、現在ではだいたい12月28日ごろに行う家庭が多いようです。しかし、年末はただでさえ忙しいというのに、多くの家ではなぜよりによってこの時期に大掃除をするのでしょうか。

実は年末の大掃除は、神社や仏閣などで行われる“すす払い”が起源とされています。すす払いは1年のすすを払い、お正月の神様をきれいな状態で迎えるための準備として行われます。ちなみに、「掃除」という言葉は平安時代に使われるようになったそうです。

すす払いは、お正月を迎える“物忌み”が始まる旧暦12月13日に行われ、平安時代、宮中では欠かせない行事となっていました。“物忌み”とは、災いを避けるために身を清めて一定の期間、家に籠ることで、大掃除も儀礼的・宗教的な意味合いで行われていたようです。

大掃除をすると縁起が悪い日がある

大掃除とは年末にするもの、というのはどなたもイメージとして持っていると思います。では、大掃除をしてはいけない日というのも存在することはご存知でしょうか?

実は、12月29日と大晦日である12月31日は大掃除をしてはいけないのだそうです。その理由は、縁起が悪いから。29日は“苦しいに通じる”ことから縁起が悪いとされており、大晦日の31日については、神様に対して失礼にあたるからなのだそう。

とはいえ、現代ではそんなことを気にしている人はほとんどいないでしょう。仕事の関係で31日になってしまう、という方もたくさんいると思います。

海外でも大掃除ってあるの?

日本の大掃除の由来や意味がわかったところで、海外の大掃除事情が気になりませんか? 海外でも日本と同じように年末に大掃除をしているのかどうか、調べてみました。

イギリスやドイツ、フランスなどのヨーロッパでは春に大掃除を行う

ヨーロッパでは、「スプリング・クリーニング」といい、年末ではなく春に大掃除をするのだそう。冬のあいだに石炭などを利用して暖房を入れ、家がすすで汚れるため、暖かくなったら大掃除をするという習慣ができたようです。

アメリカも年末ではなく、春に大掃除を行う

アメリカでは日本のように“大掃除”という行事的なものはないようですが、家族みんなで春になってから掃除や家の補修をすることが多いとのこと。また、クリスマス前に普段より丁寧に掃除をする家庭も少なくないようです。

中国では春節(旧暦のお正月)に大掃除を行う

中国では旧暦のお正月である“春節”に大掃除をするそうです。お正月の前ということで、日本と同じと言えそうですね。

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大掃除が面倒な場所はどこ?

大掃除は面倒なもので、「大掃除が好き!」なんて人はそうそういないと思います。では、大掃除の中でも特に面倒だと思われているのはどこでしょう? 『日本経済新聞』がネット調査を行った結果を“「大掃除で面倒な場所」ランキング”として発表していますので、トップ3をご紹介しましょう。

・1位:換気扇のレンジフード(470ポイント)
・2位:風呂場の黒カビ(416ポイント)
・3位:換気扇のファン(402ポイント)

換気扇、強いですね。5位には「換気扇のフィルター」もランクインしていました。普段はなかなか掃除しないような細かい場所や、見て見ぬふりをしているものにも大掃除では目を向けなければなりません。見過ごしてきた汚れを前に、「こんなことなら日頃からこまめにやっていればよかった」と反省するのでしょうね……。

効率の良い大掃除の段取りは?

大掃除は段取りが大事! 思いついた順に適当にやっていると効率が悪いので、段取りをきちんとしてから取りかかりましょう。段取りがしっかりできているかどうかで、大掃除のはかどり具合にも差が出てきますよ。

事前に大掃除の計画表を作りましょう

大掃除のプランを紙に書き、どの順でやるか、家族で行う場合は誰がどこをどう担当するかもメモしておくとよいですね。どこの掃除にはどんな掃除用具を使うかも考えてメモしておくと、事前にないものを買いそろえておくことができます。当日はその計画表を見ながらそれぞれが行動すれば、スムーズに掃除に取り組めます。

掃除の基本は“上から下”の順

大掃除に限ったことではありませんが、掃除は上から下の順できれいにしていくことが基本です。

ということで、まずは天井のホコリ取りから始めましょう。次に、照明器具。カバーがついている場合は外して濡れぞうきんでふいたり、水洗いしたりしてよく乾かします。その後、カーテンレール、窓ガラスへと移ります。続いて、キッチン、トイレ、洗面所、お風呂場といった水周りへ。最後に床の掃除を行うというのが効率的なお掃除の順番です。


いかがでしたか? 面倒なだけの大掃除も、由来や意味を知ったらちょっとやる気が出てきませんか? 年末の大掃除はしっかり計画を練り、家庭の一大イベントとしてみんなで楽しみながら乗り切れるといいですね。

きれいになった家の中、清々しい気持ちで新年を迎えられるよう、今年は“段取り”を意識して行ってみてはいかがでしょうか。

(パピマミ編集部/渡邉)

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