叱っても良いことナシ!? 子どもに自信を与える「言葉かけ」のススメ

【パパからのご相談】
小学校4年生の男の子の父親、39歳です。

息子が消極的で困っています。何につけても受け身姿勢です。家に遊びにきた息子の友達は自分から「○○しよう!」などと意思表示をするのに、息子はそれに合わせているだけです。自分の気持ちを外に表しません。妻がよく息子に対して手厳しい叱り方をしているので、その影響なのでしょうか?

a “叱る”ではなく、“言葉をかける”という意識が大切です。

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

どこのご家庭でも、おかあさんはおとうさんに比べるとキツい叱り方をしている例がよく見受けられますね。筆者の周囲も、子どものしつけは母親に任せきりのご家庭がほとんどです。

母親は、子どもと長い時間一緒なので細かいことが気になってそのたびに大声で注意します。

子どもはそれが習慣化して、注意されているという認識がなくなってきます。「またはじまった」と次第に面倒なことを受け流す姿勢になってしまいます。

息子さんが受け身で消極的だということですが、相談者さまの奥さまの手厳しい叱り方が影響していることは十分考えられるでしょう。

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言葉の掛け方次第で子どもの行動が変化していきます

子どもが朝の準備が思うように進まないときに、どのように声がけしますか?

A「ほらっ、早くしなさい! なんで、そうぐずぐずしてるの!? いつもそうなんだから……」
B「ママのお片づけとどっちが早いかな。競争するぞぉ~」

Aは、子どもを急かし、その上「いつもそう(ぜんぜん成長していない)」とチクリとキツい言葉を投げかけています。朝から学校に行く足取りも重くなってしまう、気分が暗くなってしまうネガティブな言葉ですね。

Bは、叱っているのではなく、子どもが自然と楽しくなってママと競争したくなるようなユーモアが入っているポジティブな言葉です。

【Aのようにネガティブな言葉をかけられて育った子ども】
自分が否定されたと感じて自信が持てなくなります。どう行動を起こしても「どうせ否定されるんだ」と思ってしまい、自分から行動しなくなってしまいます。

【Bのように気分があがるようなポジティブな言葉で育った子ども】
愛着や信頼感が次第に育まれ、自分に自信がついてきます。その結果、何に対してもチャレンジしていく積極性が出てきます。


相談者さまの奥さまが「○○しちゃダメ!」などの否定的な言葉を年中かけているとすれば、お子さんが受け身な性格になってしまう理由も納得できるはずですね。

そのときは相談者さまから、奥さまに「まぁまぁ」と落ち着かせた上で、息子さんに「あ~、おとうさん見ちゃったぞぉ~」などと笑わせる、場をなごませるような言葉を投げかけてみましょう。

命に関わることや他人に迷惑をかける以外は、“叱る”ではなく、“言葉をかける”ということを意識しましょう。

【参考文献】
・『のびのび子育て』PHP 2016年1月号

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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