会社に居場所はあるの? 育休パパに聞く「職場復帰への不安」3例

【パパからのご相談】
育児休業中の30代男性です。半年間の育休が取れて、現在3か月目です。子どもの夜泣きも落ち着き、3か月検診でも特に問題はありませんでした。家事と育児の日々にも慣れ、ひと段落したかな、という感じです。

そんな中、FacebookやTwitterに同僚が忘年会のことを書いているのを見て、ふと、「あの輪の中に自分は戻れるのだろうか?」と不安な気持ちになりました。それからずっと、不安な気持ちが消えません。心なしか調子もすぐれません。

矢山さんも育休中とのことですが、同じような気持ちになったりしますか?

a なります。ご安心ください、絶賛不安抱え中です。

矢山ユースケ@育休中です。

このようなことを言ってしまうのは恐縮ですが、私にとって、ご相談者様からのメールは実にタイムリーでした。

なぜならば、私も、ご相談者様とほぼ同じタイミングで、似たような不安に捉われてしまったからです。

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育休中のパパに聞く“職場復帰への不安”3例

では、同じ境遇の育休中のパパたちは、どう思っているのでしょうか。

そもそも男性の育休取得者がまだまだ希少な存在なので、同じ境遇の方を探すことが非常に難しいのですが、どうにかコメントをいただくことができました。

(1)「会社に自分の居場所はあるのか」

『やっぱり、きちんと会社に戻れるのかどうか、それが気になりますね。法律的には、ポジションは原則維持となっていますが、努力義務ですし、そんなの会社が守るかどうか。育休明けの女性社員たちが意に沿わない配置転換に遭っている姿を見てきたので、実に不安ですね。あとはやっぱり人間関係。私の育休をよく思っていない人はいるはず。昇進ですか? どうでしょう。育休取得を決めた時点で半ば諦めてますよ(笑)』(Aさん:35歳・通信 6か月間育休を取得)

戻った先に自分の席が残っているかどうか、なんだかんだ言っても気にはなりますよね。

(2)「夜泣きが仕事に響きそう」

『うちは夜泣きがひどくて、息子が産まれてからずっと、夜も昼もないような日々を送っています。今は仕事に行かなくて済むからいいけれど、復職後は9時〜17時のお役所勤めだから、きちんと務まるのか、って感じです。復帰までにまとめて寝るようになってくれるといいんだけど……』(Bさん:37歳・公務員 3か月間育休を取得)

確かに、子どもの夜泣きで寝不足でも、育休中ならば昼寝も可能です。復職後に朝型生活遵守で元通りに仕事ができるのかどうか、不安に思いますね。

(3)「仕事と育児の両立」

『僕は1年間ばっちり休みを取ったので、戻っても居場所があるのかって不安はもちろんありますね。でもそれより心配しているのは、仕事しながら育児ができるのかってことです。今は子どもに合わせて動けますけど、復職したら仕事優先になるんじゃないかとか、家事や育児がおろそかにならないかとか、そっちのほうが不安です。育休中にパパが育児するのは当たり前なんです。そのために休んでるんだから。働きながらちゃんと育児参加できてるパパってすごいですよ。尊敬します』(Cさん:33歳・IT 12か月間育休を取得)

Cさんのこのコメントには「すごい!」と思うとともに、強く共感してしまいました。育休という状況下での育児参加は当たり前、では仕事との両立がちゃんとできるのか……。仕事と育児を両立しているパパには畏敬の念を感じることも、本当にその通りだと思いました。

先のことが気になるのは仕方ないけれど

いかがでしょうか。育休パパがそれぞれ悩みを感じていることが、お分かりいただけたかと思います。

私自身のセルフカウンセリング結果を含めて申しあげますと、あれこれ気になることは仕方ないけれど、気にしすぎず過ごすことが大切なのかな、と思います。

先のことをむやみに心配するよりも、今のうちに家事・育児が当然になるように過ごすことで、復職後にも変わらず過ごせるような、新しい日常の土台を作っていくことが大事なのではないでしょうか。

そうは言っても、なかなか不安を意識の外に追いやることは、難しいかもしれません。私もそうです。

どうしても考えすぎてしまう場合は、からだを使うことが一番です。家の掃除に没頭するのもよいでしょう。

奥様も喜ぶので一石二鳥です。意識的に家から離れたいならば、自宅周辺や近くの公園でランニングしてくるなど、スポーツで汗を流すのもありです。

そして、たまには職場の飲み会に呼んでもらうのもよいと思います。

季節柄、新年会でも構いませんし、有志の飲み会でも構いません。「自分は、会社(社会)とつながっているんだ」と少しでも感じることができれば、それで十分に効果があることでしょう。

くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね。


育休パパという存在まだまだが少ない現状、相談できる相手もなく、ひとり悩むこともあるかと思います。

同志としてお悩みはごもっともですが、できるだけその気持ちと折り合いをつけて、どうかこの貴重な日々を楽しんでくだいね。

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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