頭金の○%は必須!? 「住宅購入資金」を貯めるポイント3つ

【ママからのご相談】
夫と2人の子どもがいる30代の主婦です。数年後に家を買うことを計画しています。3,200万円くらいの物件を購入したいと思っているのですが、頭金はいくらほど用意すればいいですか? おすすめのため方もあれば教えてください。

a 物件価格と諸費用が必要です。

ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。ご相談をいただき、ありがとうございます。

住宅の購入資金は、“人生の3大支出”の一つと言われていて、実際にたくさんのお金がかかるものです。まずは、住宅購入資金の全体像から把握しましょう。

家を購入する場合、物件に対するお金が必要となります。しかし、それとは別に“諸費用”が必要となり、その額は物件価格の約3~10%と言われています。

主な“諸費用”は、登録免許税や不動産取得税などの税金、司法書士報酬、抵当権設定費用、住宅ローンを組む際のローン手数料や保証料、団体信用生命保険料、ほかには火災・地震保険料などのことを言います。

さらに引っ越しに伴う費用や、家具や家電製品といった耐久消費財の買い替えなどの出費もかかるものです。物件価格とは別に用意することを覚えておきましょう。

今回のご相談者の例でみてみましょう。

3,200万円の物件に対して、諸費用が5%かかるとした場合、物件価格とは別に約160万円(3,200万円×5%)用意することを目安にしてみてはいかがでしょうか。

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頭金は物件価格の20%を目標に!

住宅購入の頭金は、一般的に物件価格の“20%”を用意することが望ましいと言われています。

しかし、頭金は20%より多いに越したことはありません。住宅を購入した後には、子どもの成長に伴う生活費や教育費などの出費の増加が、十分に考えられるからです。

ほかに、家は新築であったとしても、不動産価格は下がるのが一般的です。万が一家を売ることになった場合、家の購入価格より売却価格の方が低い場合には、借金だけが残ってしまう可能性があるのです。

住宅購入後の負担を減らすためにも、家は頭金をしっかりためてから買うことをおススメします

今回のご相談者が3,200万円の家を買う場合の頭金の目安は、640万円(3,200万円×20%=640万円)となります。あくまでも概算となりますが、諸費用の目安額160万円とあわせると、合計800万円以上を用意しておくことが望ましいでしょう。

住宅購入資金を貯めるポイント3つ

住宅購入資金をためるために、次の3つのポイントを抑えましょう。

(1)家計の見直し

家計管理を行うことは、貯蓄を増やすための基本になります。日々の節約はもちろんのこと、生命保険の保険料や通信費などの固定費の見直しは、高い効果が期待できるため、すぐに行いたいものです。

(2)給与天引きで先取り貯蓄

貯蓄を増やすためには「先取り貯蓄」をすることが大切です。先取り貯蓄とは、生活費から一定の貯蓄額を決めてしまい、給与天引きなどを利用して、先に貯蓄してしまう方法です。

働いている会社で住宅財形に入れるようなら、給与天引きで自動的にためられるのでおすすめです。住宅購入目的なら、引き出すときに一定額まで税金がかからないなどのメリットがあります。

ほかに、銀行の自動積立なども、先取り貯蓄を行うには便利な方法です。

(3)住宅資金を贈与してもらう

両親や祖父母から住宅資金を贈与してもらえる場合、一定額までは贈与税がかからないという、『住宅取得等資金に係る贈与税の非課税制度』があります。ちなみに平成28年1月から平成29年9月までは、質の高い住宅は1,200万円、それ以外の一般の住宅は700万円まで贈与税がかかりません。

※具体的な要件については税務署などで確認してください。


いかがでしたでしょうか。

夢のマイホームを手に入れるためのファーストステップは、資金計画を立てることです。

頭金の目標額に少しでも近づけるよう、貯蓄を増やしていきましょう。

●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)

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