もう悩まない! ママの気持ちを軽くする「子どものしつけ」ポイント3つ

【ママからのご相談】
子どものしつけに悩んでいます。もうすぐ幼稚園に入る3歳の息子がおります。

公園に行っても遊具の順番を待つことができずに割り込んでしまうし、砂場で遊んでいるときに他のお子さんに自分のシャベルやバケツを貸してあげることもできません。

他にもさまざまな場面で、頭を抱えてしまうような毎日です。一度、「ヤダ!」と言ったらこちらの言うことはちっとも聞いてくれないのです。

私のしつけが良くないのではないか、と反省しています。何かアドバイスをいただけたらうれしいです。

a ママも、お子さんも悪くないのです。3つのポイントで今日から悩まない子育てを。

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

私も3人の子どもを育てている最中で、ご相談者様のような気持ちを何度も経験しました。私だけではなく、世の中の多くの母たちはみんな、『しつけ』に悩んでいるのです。

2007年に行われた5歳までの子を持つ全国の母親500人を対象にしたアンケート調査でこのような結果がでています。

『しつけに自信がありますか?』という質問に対して、『ある』もしくは『どちらかといえばある』の割合が39%。

『ない』もしくは『どちらかといえばない』の割合が50%と全体の半数を占めています。

特に第一子の子育てはママもビギナーですから、うまくいかないことがあっても仕方ない! 今回は、悩む気持ちを軽くする3つのポイントをご紹介します。

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しつけに悩むママの気持ちを軽くするポイント3つ

(1)子どもを信じて、管理しすぎない

臨床心理学の専門家、長谷川博一先生によると、

『子どもが周囲に迷惑をかけたり予想外の行動をとるのは、子どもとして当たり前。子どもは子どもらしくふるまいながら、親や周囲の姿をまねて、自発的に学んでゆきます』

ということです。

公園でのお子さんのふるまいも、子どもとしては当たり前の行動なのではないでしょうか。

ママは順番を守ってほしいし、お友達とおもちゃの貸し借りができる子になってほしいかもしれませんが、ここはぜひお子さんの自発的成長を信じて、見守ってみても良いということです。

しかし私も経験上よくわかっていますが、自分勝手に行動するわが子を見守るという行為は本当に難しいです。

周囲のママから見た自分の、“ママとしての資質”を問われているような気がして、子どもに対して何か言わずにはいられないからです。

子どもを信じてみる、と決めても簡単にはいかないでしょうけれど、少しずつ管理の手を緩めてみてください。

ママが言わなくても、子どもが自分で考えて、遊具の順番を守れたら最高にうれしいですよ。その瞬間を一緒に喜べるのは、ママであるあなただけです。

(2)理想的な子どもを目指さなくていい

いつも遊びに行く公園で会うお友達の中に、理想的な行動をとるお子さんがいるということはありませんか?

それでご自分のしつけがいけないのでは、と反省されているということはないでしょうか。

長谷川先生の見解では、

『手のかからない子どもは、おとなしく、真面目で反抗もせず、集団の中では目立たない子どもです。

親や周囲からは順調に育っていると思われやすいのですが、本当は自分の心の中に起きたことを表現できないでいることが多い』

といいます。

どんなお子さんも赤ちゃんのころは、好奇心の赴くままに行動していたはずです。家の中のいろいろな物を舐めたり、ティッシュを全て箱から出したりしませんでしたか?

それらは、子どもの成長には欠かせないすばらしい行動なのです。大きくなるにつれて、外に出る機会が増えるとそこで出会う同じ月齢のお子さんの行動が気になります。

たとえば、スーパーで買い物をしていても、キョロキョロと周りが気になって大きな声を出し、おとなしくしていられないわが子。

そこに、おとなしくベビーカーでゆっくりお買い物をしているすてきなママを見かけたら……。もう自分が嫌になってしまいますよね。

でも、大きな声で何かを訴えているお子さんは、周囲のものに興味を持っているのではないでしょうか。

それに反応してあげて、何を求めているのか、好奇心の対象を探してみることで、お子さんのことがまた1つ分かります。

それこそがすばらしいことで、理想的な行動のお子さんを目指す必要などないということなのです。

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(3)“ズボラでおおらか”、これは悪いことではない

私自身が子育てをしていて、(第一子のときは特に)この言葉を悪と決めつけていたように思います。

出産して母になったからといっても、主婦がズボラなことをしてはいけないから……“食事は野菜をたっぷり使った和食中心できちんと用意しなくてはいけない”。

また、“忙しいことを言い訳にして掃除をサボっては駄目だ”など。

そんなことを考えているうちに、子どもに対しても、「一日の生活リズムをしっかり作ってあげないといけない」とか、「断乳は2歳までには終了させなくては」と、誰に評価してもらいたいのかわからない、おかしな考えに支配されていました。

思い通りに、育児書のとおりに子どもが成長しないことで焦り、自分を責めてしまってツラかった思い出があります。

実は、“ズボラでおおらか”というのは子育てには良い場合が多いのだということに気付いてから、こんなに楽なことはないなと思いました。

思いどおりにならないイライラを募らせたママが、いたずら盛りの子どもに怒り、言うことを聞いてくれないと、自分を責めるというのは悪循環です。

食事などはたまには手抜きをしてお惣菜を買って帰り、親子でニコニコ笑って食事してもいいのだと思います。

しっかりしつけないと、という固定観念はどこかにおいてきて、目の前のお子さんと笑って一緒に過ごしてみてください。


いかがでしたか? これはほんの小さなアドバイスに過ぎませんが、こんな考え方もあるんだという参考にしてもらえたらうれしいです。

たくさんの悩めるママたちへ、今日も頑張る同志へ向けて。

【参考文献】
・『お母さんはしつけをしないで』長谷川博一・著

●ライター/あしださき(元モデル)

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