お弁当のおかずが心配! 加工肉に含まれる“発がん性物質”のリスクとは

こんにちは、ママライターのfurahaです。

先日、WHOの専門組織、IARC(国際がん研究機関)から、加工肉と赤肉に発がん性物質が含まれている、という衝撃的な発表がされました。

特に、加工肉であるウインナーやハムは、お弁当にもよく使うおかずで、子どもも大好きなもの。

このWHOの発表を聞いて、「食べさせるのをやめたほうがいいのかな?」と考えられたママも少なくないと思います。

そこで、今回のWHOの発表でも特にがんとの関連性が注目された加工肉について、なぜがんと関係があるのか、具体的にどれくらい食べるとがんのリスクが高まるのか、ご紹介します。

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加工肉に含まれる亜硝酸ナトリウムに要注意!

加工肉と発がん性物質に関するWHOの見解ですが、具体的には、下記のような内容となっています。

加工肉について“人に対して発がん性がある(Group1)”と、主に大腸がんに対する疫学研究の十分な証拠に基づいて判定されました。

(国立がん研究センターのHPより引用)

ここで記されている、加工肉が分類された“Group1とは、人に対する発がん性の十分な証拠があるもののグループのこと。

IARCが発がん性のリスク評価を5段階でしているうちの最も高いレベルで、同じGroup1には、アルコール・タバコ・紫外線・アスベストなどが分類されています。

では、なぜ、加工肉にはタバコと同じグループに分類されるほどの発がん性が含まれているのでしょうか!?

それには、加工肉を製造する際に使われる添加物が関係しています。

添加物が人体に及ぼす悪影響については前々から知られていることですが、特に注意が必要なのが、加工肉をピンク色の状態に保つために使われている亜硝酸ナトリウム

これが発がん性物質を生み出す原因であるといわれています。

亜硝酸ナトリウムは、それ自体に毒性があるわけではないのですが、食べることで、魚や肉に含まれるアミンと胃の中で結合して発がん性物質のニトロソアミンに変異します。

また、亜硝酸ナトリウムを含む肉を高熱で調理した場合も、発がん性物質のニトロソアミンになってしまいます。

そして、この亜硝酸ナトリウムとそれによって作られるニトロソアミンにより、胃がんや大腸がんのリスクが高まるというわけです。

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加工肉を1日どれくらい食べるとがんのリスクが高まるのか!?

それでは、具体的にどれくらいの加工肉を摂取すると、がんのリスクが高まるのでしょうか!?

IARCからは、加工肉を毎日継続して1日50g摂取すると、大腸がんリスクが18%増加する、という調査報告がされています。

50gがどれくらいの量かというと、ソーセージなら3本、ハムなら5枚、薄切りベーコンなら3枚程度だと考えてください。

ちなみに、2013年の国民健康・栄養調査によると日本人の加工肉の摂取量は一日あたり平均13g。

加工肉と発がん性物質との関係が指摘される一方で、日本人の平均摂取量の範囲であれば、加工肉が大腸がんのリスクを高めることは極めて少ない、という見解もあります。

毎日の食事でどれくらいの加工肉を摂取しているのか見直してみて!

加工肉に含まれる発がん性物質について調べてみると、加工肉を食べることに対する考え方は人それぞれです。

実際、タバコやアルコールが原因でがんを発症したとされる人数に比べれば、加工肉や赤肉を食べたことでがんを発症したとされる人数は圧倒的に少ないという調査結果もあります。

IARCの発がん性リスク評価で同じグループに分類されているタバコと加工肉でも、そのリスクの高さには違いがあるというわけです。

しかし、毎日の摂取量が少量であっても、そこに発がん性物質が含まれていることは事実。

外食など外で作られたものを食べるとなると、加工肉を完全に食べないようにするというのはなかなか難しいと思います。

それでも、せめて家庭で出すご飯には加工肉を使わないようにする、というように、無理のない範囲で加工肉をとらない工夫はしたいものです。


大切な家族の健康を守る毎日の食事。

もしウインナーやハムなどの加工肉を毎日当たり前のように食べているのであれば、「本当にそれでいいのか」一度考えてみる必要があるのではないでしょうか!?

【参考リンク】
赤肉・加工肉のがんリスクについて | 国立がん研究センター

●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)

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