わかったフリ? 子どもが勉強中に「ウソ」をつく理由と見破り方

【パパからのご相談】
小学4年生の子どもがいるのですが、塾には行かせず私が勉強を教えています。

勉強中は、「わかった」「できた」と元気に言うのですが、実際にやらせてみるとできなかったり、学校の課題をわからずに放置していたりしていたことが発覚しました。

私も妻も仕事があるので子どもを完璧に管理するのは無理ですし、子どもの成長のためにも管理はしたくありません。

どうすれば、子どもがほんとうにわかっているか、できているか、見抜くことができますか。

a わかっているかを見抜くにはココを見ましょう!

ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。

勉強ぎらいの生徒を中心に指導していますと、わかっていないのにわかったと言ってしまったり、ウソをついていたり、分かっていないことに自分で気づいていないこともあります。

そこで今回は、子どものウソを見破る方法をご紹介していきます。

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ウソをつく理由は?

ウソをつく理由は3つ考えられます。

1つめはプライド。小学4年生くらいになると、自我が芽生え、反抗期にも入ってくるでしょう。

お子さんはきっと、お父様に、「できない子」と思われたくないプライドゆえに、「できる」「わかる」と見栄を張っているのだと予想できます。

2つめは怒られたくないという気持ち。わからないなんて言ったら、「何でわからないんだ!」と怒られるのでは、と恐れているのかもしれません。

3つめは、わからないことがわからない場合です。この場合、わからないので質問をすることもできず、とりあえずその場しのぎで、「わかった」と答えています。

ウソを見抜くには、ここを見る!

心理学では、人がウソをつくときにどのような態度になるのかを調べた実験が数多くあります。

それらによれば、ウソは言葉や表情よりも、足と手にでやすいと言われています。言葉や表情はすぐばれてしまうから、取り繕うとするのですね。

一方で、手と足には意識が向かず、ウソをつくときの行動がそのまま出るのです。

ウソをついているときは、普段より足の動きが増えます。

貧乏ゆすりをしたり、足を頻繁に組み替えるなどしたら要注意。気になることがあれば、まず勉強中のお子さんの足を見てみましょう。

ウソをつくとき、人は無意識に手を隠そうとします。

手には手汗が増えたりと意識に関係なくウソが出やすいので、隠して見つからないようにしているのでしょう。

また、自分の顔を触るなど、自分をさわる行動が増えるのも特徴です。これは、『自己接触行動』といって、不安やストレスを感じたときに出る反応です。

この影響で、勉強中によくわからないことがあると筆圧が弱くなったり、文字を書くのが遅くなることもあります。

“わかっていない”を対処する方法3つ

「わかった」「もう大丈夫」と言われると、「もうOKかな」と教える側は思ってしまいますよね。

しかし、わかったと言いながらこれらの反応が見られたときは、対処法として以下3つが考えられます。

(1)視点を変えてもういちど説明

もしお子さんが、「わからないことがわからない」という理由でウソをついていると予想できるなら、言葉を換えてもういちど説明してあげてはどうでしょう。

具体例を出したり、言葉だけで説明していたなら、今度は図を書いてみるなど。方法を変えてみることで理解がしやすくなります。

(2)お子さんに言わせる

説明したことを、お子さんに復唱させたり、説明させてみましょう。教わっているとき人は受け身になっているので、能動的に考えることができていないものです。

自分の口を動かしてみることで、理解できているかどうかがはっきりわかります。

(3)その場で実践する

説明だけに終始せず、必ず何か問題演習などをやりましょう。

聞いているときは良くても、いざやるとなると、理解しきれていない点が出て、あれこれと疑問点がわいてくることも。

ぜひ、ウソをつく理由を理解し、上手に対処してお子さんの学力をアップしてくださいね。

【参考文献】
・『心理学がイッキにわかる本』渋谷昌三・監修

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

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