子育ては連鎖する!? わが子の自立に「親の愛情」が必要なワケ

はじめまして。こんにちは。藤じゅんです。

子育ての中で、「子どもを愛してください」「かわいがって育ててください」「スキンシップは大切にしてください」とよく耳にすることが多いかと思います。

とりわけ子どもとの時間が長いお母さん、これらのことを聞いたことがないという方はいないのではないでしょうか?

実は、これらのメッセージには、共通点があります。それは、子どもが安心して自立するために必要な育て方という点です。

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子育ては自分の経験をもとに行われる

かつて、母子家庭で育った男性が父親になったとき、「物心ついたころから俺には親父がいなかった……。だから息子が産まれて、どんなことをしてあげたらよいのかわからない……」と相談を受けたことがあります。

人は“自分が親にしてもらったことを自分の子にしてあげる”、または、“してほしかったけれどしてもらえなかったことを反面教師として自分の子にしてあげる”、この2つの愛情表現のパターンが考えられます。

つまり、親に愛されて育てられた子はそれを次の世代につなげてあげられるということですよね……。もちろん、反面教師もあわせてです。

このように考えると、人の成長過程には各世代の愛情連鎖と大きく関わりがあるような気がしてなりません。

大人になってからでも、愛情は受けられる

児童精神科医である佐々木正美氏と3,000人近くの非行少年更生に実績のある伊藤幸弘氏の対談の中で、両氏は次のようなことを教えてくれています。

・『本当に子どもをかわいがり、愛するためには、ある程度自分もそのように育てられていないとダメ』
・『それは人が大きくなってからでも遅くはないということ。本当に自分のことを大切にしてくれる人に出会って初めて子どもを大切にできる』
・『そうでなければ、自己愛的なかわいがり方をしてしまう』
・『自己愛的な愛情とは子どもの将来を思っているようなことを言いながら、自分の気持ちを満足させようとするもの』

また、早くにご自身のお母さんを亡くされている伊藤氏は、親というよりは周りの人々からたくさんの愛情をもらい、結果自分のお子さんにも同じように愛情をかけて育てたとおっしゃっています。

そして、その“愛情をかけてもらうこと(両親が無理なのであれば周囲の方々から)”は依存できる場所として、心に安定をもたらし、自立へと導いてくれるのだと、このお二人の対談から私は改めて感じさせられたような気がします。

そう思うと、私たちの両親、そして祖父母の愛情が意外なところから発見されるかもしれませんね。

【参考文献】
・『「ほめる」「叱る」がうまくいかないときに読む本』佐々木正美/若松亜紀・著

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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