お正月の準備はOK? 新年の習慣「鏡餅」が意外と大切なワケ

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

お正月が近くなり、さまざまな準備で大忙しのことと思います。その中でも、必ず準備をしておきたいものとして、“鏡餅”を挙げさせていただきました。

核家族化が進み、餅つきをする家が減ったことや、餅自体を食べない家庭が増えているとのことですが、実は鏡餅こそ健康と福を呼び込む大事なものであるのです。それをぜひ知ってもらいたいと思います。

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鏡餅とは?

鏡餅には、2つの説があります。

日本鏡餅組合では、次のように書かれています。

「人間の魂(心臓)を模したもの」
「昔の鏡が円形だったことから『鏡餅』と呼ばれるようになった」

平安の時代、鏡は人の心や魂を映し出す神様だと思われていたそうです。鏡の形にすることで、清らかでおめでたいものとして扱われてきました。

二重にしてあるのにも理由があります。

大小2つは、陽と陰を表しています。そのため、福徳が重なって訪れるという意味があるので、縁起がよいものとされているのです。

歯固めの儀にも関係がある

『歯固めの儀』というと、赤ちゃんが生まれてから100日目に行う『お食い初め』を思い浮かべることと思います。

しかし、お正月に関係する『歯固めの儀』は、平安時代の宮中にて行われたお正月の行事の1つです。

しかも歯固めの儀と鏡餅の祝いを一緒に行っていたという記述(源氏物語:紫式部)も残っています。

歯固めの儀とは、歯の根を固めるという意味で、「固い物を食べて歯を丈夫にしましょう。健康と長寿を願いましょう」という願いを込めて行われていました。だから“年齢”という文字には“歯”が入っているのです。

鏡餅は、福が重なる縁起のよい食べ物、そして餅は長く伸びて切れません。長寿の願いがかなう食べ物として大事にされてきたというわけです。

伝統行事の1つ

お正月に鏡餅を供えて、新年を祝いその年の健康と長寿を願うことは、しめ縄や玄関飾り、門松を置いたりするくらい大切なことです。

縁起物として家族の健康を願うものと、その年の福徳を運んでくれる大事なものであり、日本の古き良き伝統行事の1つ、正月飾りの中心と考えられています。

古くから行われている行事には、何かしらの意味があるから先人たちが行ってきているのです。決して縁起を担ぐためだけのものではないということを知っておきましょう。

新しい年の基本は、生業(なりわい)・年齢・運気といった大切なもの、全てが新たに始まるというところにあります。

そんなときに鏡餅(昔は餅鏡といっていました)のような、年神様の神霊が宿る供物を家々に置くことを大切にしてほしいと思います。


何もついた餅を鏡餅にしなくてもいいのです。市販の物でも構いません。行事を行うという気持ちが大切です。

新年を迎えるにあたって、準備することのきっかけになることができましたら幸いです。

【参考リンク】
鏡餅について | 日本鏡餅組合

●ライター/桜井涼(フリーライター)

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