禁止よりも工夫? 親子が「ゲーム」と上手に付き合うコツ3つ

【ママからのご相談】
小3男子のママです。クリスマスプレゼントに、「ゲーム! どうしてもゲームが欲しい!」と息子にねだられています。

これまではまだ早いと購入していませんでしたが、今年は例年より強く粘り強く息子もねだってきます。子どもがゲーム漬けになって勉強や生活がおろそかにならないか心配です。

a “ゲーム=子どもによくないもの”の常識は変わりつつあります。

ご相談ありがとうございます。マンガ家の大根はじめです。

マンガ家の他に専門学校のゲーム科で講師もしており、ゲームが大好き! でゲームクリエイターを目指す学生たちと日々ゲームについて学んでおります。

そこで言うと、ゲームばかりやっていて成績が悪くなるということはまずありません(そうなったら学科全員赤点です)。

ゲームをやっていても、学力もコミュニケーション能力も高く、大学生と変わらずゲーム会社に就職する学生は少なくありません。

しかし、ハマりすぎて生活や学習に支障をきたすようだと問題です。そこでゲームプレイと上手に付き合う方法をお話しいたします。

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ゲームプレイとの上手な付き合い方3つ

(1)ゲームプレイは1日1時間と約束する

教育経済学者中室牧子氏は著書『「学力」の経済学』において、ゲームプレイは1日1時間ならばまったくゲームをプレイしないのと影響がかわらないと調査結果がでています。

悪影響がでてくるのは1日のゲームプレイ時間が2時間以上になった場合です。購入前に必ずゲームは1日1時間と約束を取り決めてください。

1時間はゲームをしてもよいと構えてまたゲームばかり……とイライラすることなく見守ってください。

ただゲームプレイに思わず夢中になってしまうとついつい約束を忘れてしまいがちになる可能性もあります。

そこで、約束事は名刺大のカードに書いてゲーム機に貼り付けておいてお互い約束事を忘れないようにしておくのも効果的です。

(2)ゲームの起動にワンクッションおいてアクセシビリティを下げる

1980年代のファミコン誕生から家庭、低年齢層への爆発的なゲーム普及がはじまり、「子どもがゲームばかり……」という親御さんの悩みも生まれました。

子どもたちはなぜここまでゲームハマってしまうのか? の大きな要因の一つとして考えられるのはアクセシビリティのよさです。

ファミコン以来茶の間やリビングにおけるコンパクトなデザイン、子どもが簡単な操作ですぐに起動できるアクセシビリティのよさがゲームの普及を後押ししてきました。

近年の携帯可能なゲーム機はいつでも外に持ち歩けるなど、とにかく手軽にゲームへアクセスできる環境をきっかけにゲームにハマっていくのです。

ですから、ゲームの起動に親の許可を出す、子どもの手の届きにくい場所に親がゲームをおいて管理するなども一計です。

ちなみにわが家の小学校1年生の娘には、ゲームとゲーム機は私が仕事で使う私の所有物なので貸し出しで使う約束にしています(わが家の場合はゲーム科の講師という仕事柄のならではの理由ですが、親子の共同管理としてもいいかもしれません)。

(3)クリエイティビティの高いゲームを選んで与える

ゲームを与えると受動的な遊びに慣れてしまうのでは? とご心配ならばクリエイティビティが高くお子さんの創造力を伸ばすゲームを与えてはいかがでしょうか?

仮想世界の中で自由に作って楽しめるゲームが子どもたちの間でも人気がでてきています。

受動的にゲームプレイをするのではなく、これをどうやって作ろう……と考えながらプレイするので創造性や目標設定能力、忍耐力を養うことが期待できます。

せっかくなのでどのようなものを作ったのか? についてお子さんから話を聞いてみてコミュニケーションのきっかけにしてもいいでしょう。

ここではあくまで“聞く”のがポイントです。ゲームにまでああしろこうしろ指示されてはつまらないですよね。


いかがでしたか?

ゲームを禁止するのももちろんゲーム漬けにしない工夫の一つですが、ルールを決めたり楽しみ方を工夫して上手にゲームと付き合あってみるのもよいのではないでしょうか?

【参考文献】
・『「学力」の経済学』中室牧子・著

●ライター/大根はじめ(マンガ家)

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