赤ちゃんに感染するカモ!? 妊活女性が“風疹”を予防するポイント

【女性からのご相談】
結婚してそろそろ2年になります。次の誕生日で30歳になることもあり、そろそろ本格的に妊活をしたいと思っています。

以前、妊娠中風疹にかかると赤ちゃんに悪影響がでると聞いたことがあります。

ぜひとも風疹の予防をしたいのですが、具体的にどのように取り組んだらよいでしょうか?

a まずは血液検査で抗体を確認。抗体価が低ければワクチン接種を。

こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。

おっしゃるように、妊娠中にママが風疹に感染すると、お腹の赤ちゃんに問題が起こることがあります。

予防のためには、まず血液検査で風疹に対する抗体があるかどうかを確認します。もし抗体がなかったり抗体価が低い場合には、ワクチンを接種しましょう。

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先天性風疹症候群とは?

ママが妊娠初期に風疹にかかると、風疹ウイルスがお腹の赤ちゃんにも感染し、生まれた子に先天性風疹症候群とよばれる障がいを引き起こすことがあります。

先天性風疹症候群の3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。

このうち先天性心疾患と白内障は、妊娠3か月以内のママの感染でみられますが、難聴は初期3か月だけでなく、次の3か月間の感染でも出現するといわれています。

妊娠前だからこそできる予防策

前述の通り、まずは血液検査をして抗体の有無をチェックします。風疹の抗体を調べるにはHI法EIA法とよばれる方法があります。

HI法で16倍以下、またはEIA法で8.0 IU/ml未満だった場合、抗体が十分でなく感染する危険が高いため、ぜひとも風疹ワクチンの接種をしましょう。

ワクチンを接種する場合は、妊娠していないことを確認し、また接種後2か月間は避妊をする必要があります(ただし、妊娠直前の接種や、妊娠に気づかず接種した場合であっても、赤ちゃんに障がいが生じた例はないとされています)。

過去に風疹にかかったことがある方や、ワクチンを接種したことがある方は、すでに抗体を持っている可能性が高いですが、もし心配であれば、血液検査をしてみましょう。

現在、多くの自治体では、妊娠希望の女性を対象に風疹の抗体を調べるための血液検査を無料で実施しているそうです。

もし、「そろそろ妊活をしようかな」とお考えの方は、最寄りの保健所に一度問い合わせてみても良いでしょう。

いつか授かるかもしれない大切なわが子のためにも、事前に予防できることはしっかりと対策しておきたいですね。

【参考リンク】
風しんの感染予防の普及・啓発事業 | 厚生労働省

●ライター/aco(フリーライター)

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