読み聞かせでもOK! 小学生を「本好き」にするためのアイデア

【ママからのご相談】
小2と小3の男の子をママです。幼児のころは読み聞かせをしてあげていたのですが、小学校入学と同時期にやめてしまいました。今では毎日ゲームばかりしています。

私が読み聞かせをやめてしまったことが悪いのですが、本好きにするための方法はないでしょうか?

a 親子で毎日10分ほど読書か読み聞かせをする時間を持ちましょう。

こんにちは。学習塾講師で講師をしていたメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

相談者様の本に慣れ親しんでほしい気持ちは、すごくよくわかります。

本に慣れ親しむことができる子どもは、国語力が上がりますし、想像力などもつきますので当然考えることです。

本を好きになるためには、毎日好きな本を読んだり、読み聞かせたりすることから始めるのが一番です。家族の決まり事として、読書タイムをご家庭で持つことをおすすめします。

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読み聞かせ

読み聞かせをすることで、想像力を膨らませ本が好きになっていくきっかけを作ってあげることができます。

読み聞かせは乳幼児だけにするものと思われている方が多いですが、小学校高学年になっても読み聞かせをするのはまったく問題ありません

講師時代に幼児クラスで読み聞かせをしていたら、当時小学4年生の男の子数名が一緒になって聞いているということが多々ありました。

お話を読んでもらうことは基本的には嫌ではないと思います。年齢に応じて読んであげる本を選んでもいいですし、お子さんが聞きたいという本であれば、何でも大丈夫です。

個人的には、昔話や童話、妖怪話といった想像力をかき立て、興味を示しやすいものがいいと思います。

親子で読書

学年が上がってきたら、読み聞かせ以外にも親子で読書をする時間を設けるといいです。本に向かう時間を増やせるだけじゃなく、本に興味を示す確率が高くなってきます。

このときに大事なのは、親子で読むということです。

図書館などを利用して、本人が選んだ本を一緒に読む時間を作ります。

10分でも20分でもいいんです。毎日その時間だけは「一緒に本を読む時間にしようね」とするだけで、本の世界に入れるようになれます(キッチンタイマーなどを使いましょう)。

今小学校では、朝学習や自主勉強に“読書”という項目が入っています。要は勉強の1つということです。

毎日一緒に読書したら、毎日自主勉強をしたことになりますので、ほめる行為になることがおわかりになると思います。そうすれば、お子さんだってうれしいはずです。そうなれば、本を読むことを嫌がりはしなくなります。

読む本を自由に選ばせる

ここで注意をしていただきたいのが、お子さんに自分で読む本を自由に選ばせるということです。

図書館に置いてある書籍・写真集・図鑑・マンガでわかりやすく描かれているもの(ことわざ・伝記・○○のひみつなど)・絵本などから自由に選ばせてあげてください(ただし、雑誌のマンガ本やR指定のある本はNGです)。

初めからいきなり書籍を手に取る子はまずいないでしょう。最初は目で見て楽しいものからスタートすると、本が大好きになります。

国語嫌いの当時小学5年生の生徒に、親子面談で「親子で読書を毎日10分してみませんか」と勧めたところ、その日から始めてくれました。

この子は、○○のひみつや絵本などからスタートして、1年後には『永遠の0』(文庫)を読むまでになりました。本人に聞いたところ、「お母さんと一緒に本を毎日10分ずつ読んでたら、本を読むのが面白くなった!」と言っていました。

「文庫を借りたいと言ってきたことがうれしかったし、驚きでした」とお母さんが言っていらしたことを今でも覚えています。

最初に「あれダメこれダメ」を言ってしまうと、読む気持ちを奪ってしまうことになります。ですから、自由に選ばせてあげて読むことに制限をあまり設けないようにしていただきたいと思います。


毎日の読書タイムは、読み聞かせでも個人で読むのでも構いません。寝る前の10分でもご飯を食べ終わってからの10分でもいつでもいいです。お子さんと話し合って、最初は5分間でも構いませんから、本に向きあう時間を大事にしてみましょう。

国語の教科書にある物語を読み聞かせるのでもOKです。意外と面白い作品がそろっていますので、試してみてほしいと思います。

ご相談ありがとうございました。

【参考文献】
・『伸びる子には秘密がある』石井郁男+小学生の勉強法を考える会・編

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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