きちんと管理してる? ママが意外と知らない「母子手帳」のメリット

【ママからのご相談】
両親学級で知り合った友人たちが、「親が母子手帳をとっておいてくれて助かった」「実家から郵送してもらった」というようなことを言っていました。実家の家族とは折り合いが悪く、妊娠したことは伝えていますが、あまり連絡をとりたくありません。母子手帳は、わざわざ連絡して取り寄せた方がよいくらい重要なものなのでしょうか?

a お子さんの母子手帳は、ぜひ充実させてあげましょう!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

母子手帳、と呼ばれる『母子健康手帳』は、妊娠したことを届け出ると、市区町村から(妊婦検診の無料クーポンなどと一緒に)全ての妊婦さんに配布されるものです。文字も小さく、見るからに情報量も多いせいか“必要最低限の部分”しか読まない・使わない、という方も多いようです。

でもこの“母子手帳”、実はとても優れものなんです。

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“母子手帳”の内容って、実はけっこう差があるんです

母子手帳は、国ではなく、自治体ごとに作成され配布されるものです。つまり自分が持っているもの・ママ友が持っているもの・実家にあるものでは、全部内容が違っていたりするのです。中身の違いを探してみるのも、おもしろいかもしれません。

とはいえ「妊娠・出産・小学校に入るまでの発達や成長や予防接種の記録が行えるもの」という基準は、全ての母子手帳がクリアしている必要があります。そこで国では、“全国共通の内容”と“市区町村での任意の内容”とを定めているのです。厚生労働省のホームページでそれぞれの内容が公開されていますが、内容も充実していて、読み応えがあります。

母子手帳を使うメリットは、たくさんあります

母子手帳は、妊娠中・産後とも、できるだけ携帯しておくのがよいでしょう。妊娠の経過・出産児の様子・子どもの発達の記録などを記録しておけば、出先で倒れてしまったり、意識を失うような緊急事態が起きたりしても、病院の方で必要事項を確認し、適切な配慮をしてもらえることもあるでしょう。

また、“妊娠している・出産して子どもがいる”ことの証明としても使えます。母子手帳を添えて申し込むと安価に宅配してもらえるネットスーパーもありますし、割引の受けられるカードがもらえたりもします。

しかも、母子手帳には「こんなトラブルがあったらこの連絡先へ」「こんな状況になったら病院へ行こう」などの情報も書かれています。育児書がなくても、赤ちゃんを育てるために最低限必要な知識が得られるのですね。

“成長記録”として必須、コピーや提出を求められることも?

母子手帳は、産休に入る時などにコピーが求められたり、子どもの進学時に情報が求められたりすることがあります。また2013年ごろに起きた風疹の大流行の際には、「当時任意だった中学での予防接種を受けた記録がつけてあって、ひとまず安心できた」などの声も多く聞かれました。

こうした情報・記録は後追いの確認が難しいことも多いため、その都度とっておくことがとても重要です。母子手帳は、そのためにも便利・強力なツールなのです。

連絡を取ること自体がストレスになるほどのご家族なのでしたら、無理に取り寄せる必要はありません。医学的に必須の情報なのであれば、記録の有無を問わず、基本的には再度しっかり検査が行われます。しかし、便利で心強い味方になってくれることには変わりありません。無事ママになったあかつきには、お子さんのためにも上手に活用し、しっかりと保管・保存しておいてあげましょう。

【参考リンク】
母子健康手帳様式・様式例(平成14年4月1日以降)(確定版)の掲載について | 厚生労働省

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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