アル中まっしぐら!? 睡眠の質が悪くなる「寝酒」の健康リスクとは

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

12月に入り、年末に向けての慌ただしさなどでストレスを感じている人は少なくないのではないでしょうか?

寝る前に「明日はアレとコレをして……」などと考えているとなかなか寝付けない。「ちょっと1杯飲めばグッスリ眠れる!」とばかりに寝酒を飲む。実はこれ、睡眠の質を悪くするだけでなく、もっとハイリスクな行為かもしれません。

今回は体の機能から寝酒のリスクをご紹介したいと思います。

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寝酒は入眠直後の睡眠サイクルを長くする作用があります

睡眠には浅い眠りである“レム睡眠”と深い眠りである“ノンレム睡眠”があり、睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠が数回繰り返されています。アルコールを飲んでから寝ると、最初のノンレム睡眠までの時間が短くなる上に、その時間が長くなることが分かっています。最初のノンレム睡眠は深くて長くなるほど、成長ホルモンの分泌が増加し、その働きで細胞が修復されたり、脳が休息したりします。

過程だけを見れば寝酒は飲んだ方がいいように思われますが、実は、最初のノンレム睡眠の後のレム睡眠(浅い眠り)まで長くなってしまうのです。アルコールを飲んで寝ると夜中に目が覚めたりするのはそのためです。

なぜこのようなことが起きるのかというと、アルコールの代謝過程で生じるアセトアルデヒドが血液を通して脳内で増加。すると交感神経が刺激され優位になってしまうので、眠りが浅くなり途中で目が覚めるということが起きます。

寝酒の誘眠作用はわずか数日

最初はグラスワイン1杯で眠れていたのに、それが2杯になり3杯になったり、もっと強いお酒になったりしてはいないでしょうか?

実は、アルコールの誘眠作用はわずか3日〜1週間ほどしか続かず、徐々にその効果は悪くなって、睡眠の質をどんどん下げてしまいます。そのため、アルコールの量が増えたり、ひどいときはアルコール依存症のリスクが高まったりします。

また、睡眠の質が悪い状態が慢性化してしまうと、心身に緊張状態が続く“過覚醒”を起こし、ささいなことでイライラしたり、キレたりするようになり、うつ病のリスクさえ伴うようになってしまいます。

アルコールよりハーブティーを

それでもなかなか寝付けないのはつらいもの。そんなときには眠りを良くするカモミール、セントジョーンズワート、バレリアンなどのハーブティーを飲んでみるのもいいでしょう。

カモミールには抗菌作用もあるので、風邪が気になる冬場にはおすすめのハーブです。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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