他人と比べるのはNG? 子どもの可能性を伸ばす“ほめ方”の秘訣6つ

【ママからのご相談】
幼稚園に通う子どもがいる母親です。子どもには自信をもって育ってほしいと思い、小さいころから褒めて育ててきました。「すごいね!」「やったね!」というように認めるような声かけが多かったのですが、最近は子どもに響いていない気がします。ほめ方の秘訣みたいなものがあれば教えてください。

a 子どもの可能性を伸ばすほめ方の秘訣を6つお伝えします。

ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐藤理香です。チャイルドコーチングアドバイザーとしても活動しておりますので、その経験なども参考にお答えしますね。

さて、お母様はほめ方で迷っておられるのですね。お子様は幼稚園児なので、赤ちゃんのときとは違い理解力も格段に高くなっています。以前のように「すごい」「やった」といった声かけでは響きにくいときもあるかもしれませんね。

今回は、ほめることの意味を今一度確認し、ほめ方の秘訣を6つお伝えします。

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ほめ上手はしつけ上手!

幼稚園児ともなると、しつけを本格的に行う時期です。お母様、お父様は、しつけとなると、どうしても子どもの短所やできない部分に目がいき、それを直すことに一生懸命になりがちです。

しかし、この状態が継続すると、子どもは、「自分はできないんだ」「自分はダメなんだ」と自信をなくし、意欲を失ってしまいます。ですので、ご相談者様が意識されているように“まずは褒めて自信をもたせる”ことは、上手なしつけの第一歩なのです。

しつけは、くり返し、くり返しが必要で、時間がかかるものです。子どもはほめられながら成長します。子どもの長所やできたところをほめ、さらによく伸びるようにしっかりほめることが大切なのです。

ほめ方の秘訣6つ

では、実際のほめ方の秘訣を6つご紹介します。実際にできているものもあれば、ハッと気づかされるものもあると思いますよ。ぜひ参考になさってくださいね。

(1)心からほめましょう

以前にもできていたことを、子どもがまた、「お母さん見て! できたよ!」と言ってきました。このようなケースは、その場では「○○できてすごいね!」などと認めることが多いと思います。しかし、心からそう思っているでしょうか? 無意識にも子どもには本心が伝わるものです。ほめるときは一緒に喜んで心からほめましょう。

(2)その場でほめましょう

子どもが声をかけてきたタイミングで手が離せなくて、「ちょっと待っててね」と言うのはよくあることです。忙しいと、子どもを待たせていることも忘れてしまうことがあります。ほめるタイミングは、子どもが見せにきた、声をかけにきた、そのときです。その場でほめることで、子どもはできたことと、ほめられたことがダイレクトに関連づいていくのです。

(3)具体的にほめましょう

「すごいね」「できたね」「やったね」「さすがだね」など、一言でほめることは比較的簡単です。簡単だからこそ、いつも一言でほめがちになります。子どもはだんだんと知恵がついてくるので、ほめる内容も聞き慣れてきて、しだいには響かなくなるということもあります。ほめるときは、「洗濯物が前よりもきれいにたためるようになってすごい!」というように具体的にほめると効果的です。

(4)物を与えないでほめましょう

「上手にできたから○○をあげる」「がんばったから○○を買ってあげる」というように、ほめることと物を与えることを一緒にしてしまうと、子どもはほめられる=何かもらえると思ってしまうかもしれません。逆にいうと、純粋にほめられただけでは、満足しなくなるということも。ほめるという行為は精神的な満足を満たし意欲を高めるものです。物をもらう行為と結びつけずに喜びや満足を感じられることが重要です。

(5)人と比べないでほめましょう

他人との比較ではなく、子ども自身のさまざまな面から、相対的によいところをほめることが大切です。比べるのであれば、子ども自身の赤ちゃんのときと今を比べることが有効です。赤ちゃんのときと比べると、「こんなにできるようになった!」というように、ほめるポイントが多くなりますよ。

(6)努力をほめましょう

大人はどうしても結果に目がいきがちです。しかし、結果が出るまでの道のりは、子どもにとっては長く険しいことも多いのです。親だからこそ、子どものがんばり、失敗しながらも挑戦する姿といったトライ&エラーを一番近くでたくさんみています。結果だけでなく、そのプロセスや努力をほめてあげましょう。今回は失敗してしまったことでも、努力をほめられたことで、次のチャレンジへの意欲がわくはずですよ!

【参考文献】
・『ご存じですか? 家庭教育の大切さ ほめて育てる家庭教育の手引き』教育新聞社・著

●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)

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