志望校が無謀すぎ!? 子どもの高校受験に大切な「親のサポート」とは

【ママからのご相談】
中学2年男の子の母親です、42歳です。近々、学校で進路についての三者面談があります。息子の目指している高校がよくわからなくて困っています。どこの高校を目指しているかをきいてみると、突然、今の学力では到底無理な、偏差値が20ほど上の高校にいくと言っています。今から頑張ると言ってはいますが、どう考えても目標設定を誤っているとしか思えません。

a 目標を立てるときは大人がサポートしてあげましょう。

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

進路の問題は、親が決めるわけにはいかないものの、お子さんがはるかに上のランクの高校を目標にしているとなると意見せざるを得ないですよね。頭をかかえていらっしゃる相談者さまのお気持ち、よくわかります。

まずは、お子さんが今現在の自分の成績を考えた上で目標を立てたのか、気になるところですよね。今の成績を考えて、半年で目標としている高校の偏差値に上げられるのか? そこを見越して立てた目標であれば問題はないでしょう。

筆者の子どもの友人も、突然何ランクも上の高校に行くと言い出して親御さんと担任の先生が顔を見合わせてしまいました。その後、よく話をきいてみると一番仲のいい友だちがその高校を志望しているからといった単純な考えからでした。親御さんもあきれてしまって、自分の成績と将来何をしたいかを考慮した上で再度目標を立て直しさせたとのことです。

今まで部活動を中心にしていた生活だったので、進学を突然切り出されても実感がわかないのも仕方がないことだと思います。

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子どもは目標を立てることが苦手

相談者さまの息子さんにかぎらず、ほとんどの子どもは目標を設定することが苦手なようです。

筆者も、中学のころに夏休みや冬休みの前に生活目標を立てることがおきまりの行事でしたが、自分ができるかどうかよりも“理想論”をせっせと書きつづっていました。書き終えた後に、先生から「もちろん目標は、自分が実行できることが前提です!」と言われてぎょっとした記憶があります。

塾講師をへて親子関係のコーチングをされてきた大塚隆司氏も、著書で以下ように述べています。

『多くの子どもたちを見てきて思うことは、子どもは目標を立てることがとてもヘタです』
『子どもが目標を立てる時、現在地と最終目標しか見えていません』

たとえば、私たち大人が「10年で○○○万円貯金する」という目標を設定するとします。そのとき、「今のお給料から毎月いくら貯金するか」など、細かく割ってイメージしやすい数値を考えますよね。一方、子どもは、大人のようにそういった論理的な思考ができません。もちろん経験値も起因しているでしょう。

子どもに必要なことは親のサポート

子どもが目標をしっかりと立てられないのであれば、それをサポートするのは親の役目です。聞き取りをしながら、無理のない、実現できる目標を設定する手助けをしましょう。

まずは相談者さまの息子さんが、筆者の子どもの知人の例のような軽い気持ちで志望校を設定したかどうか? もう一度しっかりと話をききながら確認してみる必要があるでしょう。

【参考文献】
・『思春期の子が待っている親のひと言 心が見えてくる魔法のコミュニケーション』大塚隆司・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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