目的をハッキリさせよう! 子どもに「考える片付け」を教えるコツ

こんにちは。片付けパーソナリティあさがみちこです。

「片付けなさい!」。このワードを子どもに対して言ったことがないというお母さんがいらしたら一度お会いしたい! そう思ってしまうくらい、日常でつい言ってしまうコトバではないでしょうか。

NHKの『中学生・高校生の生活と意識調査・2012』によると、「あなた自身ができることに当てはまるものをあげてください」という設問の中で、「自分の身の回りや部屋の片づけをする」と答えたのは、中学生で57.0% 高校生は67.1%。総合すると62.3%という結果が出ました。

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理由が分からないまま片付けても、結局“元の木阿弥”

数年前私のクライアントに、大学1年生の女の子がいました。お家の方には内緒ということで、ファーストフード店で待ち合わせ。私の前には、まだ制服が似合いそうなあどけない女の子がホットミルクをトレイに乗せてやってきました。

彼女は他大学から一目置かれるような名門校に現役合格。中学時代から勉強だけをしてきていて、家事に関しては一切手伝ってこなかったし、家族からお願いもされなかった。

でも大学に合格したら、お母さんから片付けなさい! といわれるようになったそうです。しかし、これまで片付けをしてこなかった彼女は、収納の方法やモノを処分する基準が皆目見当もつかないのだと教えてくれました。それから、私たちは数回のカフェレッスンを行い、彼女は“片付けのロジック”を生活の中に落としこんでいきました。

お母さんからしたら、大学に合格したから何でもうまくできる! そう思ったのかもしれません。でも片付けもきちんとロジックを解かっていないと、大人になったからといって急にできるモノではないのです。

学校の教室に“整理整頓しましょう”という貼り紙があったと思います。しかし、学校で整理整頓について手順などは教えられることもなく、とりあえず先生やお母さんに怒られないよう、ただ元にあった場所に戻してみたりする。そんな感じで過ごした方が大多数でしょう。

大切なのは、“どうして整理をするのか”をじっくり教えてあげること

整理をすることによって生まれる効果は絶大です。どこに何があるか分かると、探しモノがなくなるので時間的効果があります。子どもが自分たちでモノを管理できるようになると、忘れ物が減りますよね。そして何より、快適な部屋で、快適に遊んだり学んだりすることができる。他にもたくさんのメリットがありますよね。

どこに何があったら使いやすいのか。大人が勝手に決めないで、子どもと一緒に考えて整理収納をしましょう。そして「片付けなさい!」というコトバは極力使わない努力も大切です。

「片付けなさい!」って実はかなり大きなくくりですよね。片付け初心者の4歳5歳児には、「○○を棚にしまおうね」や、「畳んだ衣類は、お洋服の収納ボックスに入れておいて!」といった具体的な場所やモノを言ってあげましょう。

整理収納は1日にしてならず。小さなころから、家族で片付けのことについて話し合いをしましょう。

【参考リンク】
「中学生・高校生の生活と意識調査・2012」について | NHK(PDF)

●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)

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