張り切り過ぎ? パパが「子ども誕生後の転職」を考えるときの注意点

【パパからのご相談】
結婚して2年、先日、無事に第1子が産まれました。「これからは自分が頑張らなくては!」と思い、もっと給料の良い会社への転職を考えています。妻も復職の意思はあるようなのですが、自分としては子どもが小さいうちは専業主婦として母親業に専念してもらったほうが子どものためにも良いと思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

a 大黒柱として踏ん張る意識は大切ですが、張り切りすぎに注意しましょう。

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

まずはお子さんのご誕生、おめでとうございます! 「子どももできたことだし、オレの給料で妻と子どもを養うんだ!」という男気は、意識として素晴らしいと思います。とはいえ、このご時世、なかなかパパひとりのお給料だけで家族を養うということは難しいと言わざるを得ません。

『独立行政法人労働政策研究・研修機構』発表の『専業主婦世帯数と共働き世帯数の推移』によると、専業主婦世帯数と共働き世帯数は、1991年に初めて共働き世帯数が専業主婦世帯数を抜きました。その後一度逆転がありましたが、1997年以降はずっと共働き世帯数のほうが多いまま推移しており、その差は開く一方です。

非正規雇用者の増大や、正規雇用者であっても「ボーナスが出ない」「みなし残業」などの憂き目により実質的な所得の減少などが原因にあると考えられています。

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賃金だけで判断してブラック企業に引っかからないように注意

「子どもにお金がかかるから、今より給料の良い会社に転職したい!」という意識は、多くのパパが一度は通る道だと思います(私も同じように思っています)。しかしながら、ここで“賃金”のみに焦点を当てて転職先を選んでしまうと、毎日の長時間勤務やありえないノルマを課すような、いわゆる“ブラック企業”に引っかかってしまう可能性が高くなります。

転職先を選ぶ際には、賃金だけで判断せず、福利厚生や残業代支給の有無などの条件面をきちんと考慮するようにしましょう。ブラック企業で酷使されて体をこわしてしまっては、元も子もありません。

ママの意向も大切なポイント

また、ママが復職したいかどうかの意向も無視してはいけないポイントです。もともとが専業主婦志向のママならば問題ありませんが、ご相談者様の奥様のように復職の意思がある場合には、「どうして復職したいのか」という理由を聞いてみると良いでしょう。

実際に育児のために休職、退職した先輩ママたちには、以下のような“復職の理由”がありました。

『一日中、家の中にいると息が詰まってしまう。時短勤務でかまわないから、すぐにでも戻りたい』(33歳/証券会社勤務・産育休中)

『認可保育園に入れるためには働いている必要があるので、4月までには何かしらの仕事に就きたいですね』(27歳/サービス業・出産前に退職)

『子育てのために数年間ブランクが空いてしまった場合、どこにも雇ってもらえないのではないか、という不安があります。1歳までは一緒にいてあげるつもりですが、希望の仕事があればタイミングを見て復職するつもりです』(35歳/派遣社員・出産前に退職)

本人の性格や保活問題、そして先々の就業を見越して、ママにも考えがあるかと思います。夫婦でじっくり考えて答えを出してくださいね。

【参考リンク】
統計情報Q&A:専業主婦世帯数と共働き世帯数の推移 | 労働政策研究・研修機構

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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