妊娠報告がコワイ? 働く女性を悩ませる“マタハラ被害”の体験談3選

【ママからのご相談】
少し前に妊娠していることがわかりました。職場への報告が必要だとはわかっているのですが、“マタハラ”のニュースなどを見ると、やはり怖いです。ちょうど8か月目あたりが契約の切れ目で、そこで更新はやめるつもりなのですが、そこまでは働きたいです。嫌がらせのことなどを考えると、「バレるまで黙っていた方が安全なのでは」など考えています。毎日不安です。

a “マタハラ”への対策はまだまだこれから。でも、堂々と文句を言っていいのです!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

“マタハラ(マタニティハラスメント)”という言葉が生まれ、その実態が知られるようになって以来、「こんなことでは、仕事を続けるなんて、自分のためにも赤ちゃんのためにもよくないんじゃないか……」と感じられるような情報が、たくさん入ってくるようになりました。マタハラを受ける可能性を考えたら、「職場には妊娠のことを告げたくない」という気持ちになるのも当然です。

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“マタハラ”被害経験者の体験談3選

・『妊娠を報告したら、お祝いの次に、「いつ辞めるの?」と聞かれて驚きました。たしかに安全な配置先なんてない契約関係だったので辞めるしかなかったのですが、それにしてもひどいです』
・『つわりや体調不良で出勤できないことがたびたびあって、その都度、「妊婦は甘えられていいな」「フォローばかりさせられて迷惑」など、わざと聞こえるように陰口を言われました。産休も育休も取得しましたが、そんな職場に復帰できるとは思えず、そのまま辞めてしまいました』
・『妊娠のことはチームメンバーと上司にしか伝えるつもりはなかったのですが、「配慮が必要と言うなら、社内でも常に、誰にでも妊婦だとわかるようにしておけ。それが嫌なら絶対にバレないように隠し通せ。全部自己責任。それが筋だ」と言われ、目立つところにマタニティマークをつけさせられました』

……内容はさまざまですが、どれも仕事を続けることを考えるのが困難になって当然、と感じられるものでした。

“マタハラ”には代表的な種類がある

『NPO法人マタハラNet』によると、マタハラには大きく分けて4つの種類があるそうです。

・「子どもを第一に考え(て仕事は辞め)るべき」など、古い価値観を持ち出すタイプ
・「妊娠するなんて迷惑」「妊婦だからって特別扱いを強要するな」などのイジメを行うタイプ
・「妊婦を雇うような余裕はない」「子どもができたら辞めてもらいたい」など、追い出しにかかるタイプ
・「時短勤務は許さない」「配置変えを望むのは甘え」など、悪意ある無配慮をしてくるタイプ

の4つです。こうした言葉・態度をされた場合には、できる限りその旨、日記や手帳などに記しておきましょう。辞めてからでも、対処できることの幅が増えますよ。

“文句を言う”のは、とても大切です

“マタハラ”という言葉ができ、状況が認知されたことで、事態は改善の方向に向けて進むことができるようになりました。それは、これまでにマタハラを受けてきた人たちや、「おかしい」と考えた人たちが、文句を言ってきたからです。上司・会社や労基や国に“文句を言う”のは、自分だけでなく、他の同じような立場の人たちのためにも大切なことなのです。

もちろん、無理にそうする必要は全くありません。けれど文句は、言える状況なのであれば、どれだけ言ってもいいのです。しっかりと配慮された環境で、契約の終了までお仕事が続けられますよう、応援しています。

【参考リンク】
マタハラって何? | NPO法人マタハラNet

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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