硬水と軟水の違いは? 今さら聞けない「ミネラルウォーター」の豆知識

【女性からのご相談】
30代女性です。コンビニやスーパーでミネラルウォーターを買うと、なんだかすごくクセのあるものと、飲みやすいものと両方ありますよね。何がどう違うのか教えてください。

a 意外と興味深いミネラルウォーターの世界! 豆知識とともにお答えします。

こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。

スーパーなどに行くと商品棚にずらりと並ぶミネラルウォーター。一口に“水”といっても本当にさまざまな種類がありますよね。まろやかだったりクセがあったり……味の違いにお気づきの方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなミネラルウォーターの豆知識をご紹介します。

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もともと硬度は工業用の指標だった!?

ミネラルウォーターは飲んだときの風味やクセによって、よく“水が硬い”“軟らかい”などと表現されますよね。これは、硬度を元に水が分類されていることに由来しています。

硬度とは、1Lの水の中に溶け込んでいるカルシウム(イオン)やマグネシウム(イオン)の量を表した数値。それを元に、WHO(世界保健機関)が基準値をもうけ、水を硬水と軟水に分類しています。一般的に硬度が高くクセがあって飲みにくいのが硬水、低くクリアな味わいなものが軟水です。

実は、この”硬度”はもともと飲み水のために作られたものではなく、なんと工業用の指標だったのです! 昔は水道管に硬度の高い水が通ると内部にカルシウムがたまり、管が詰まってしまうことが多かったため、詰まりやすいかどうかの目安に使われていたようです。

日本は水はほとんどが“軟水”

日本は各地でおいしい水が湧き出ていますが、そのほとんどは軟水。これは、国土が狭く水が地中に浸透し、さまざまな成分を含む前に海に流れ出てしまうからと言われています。例外的に、沖縄のような水の染み込む地層に石灰岩などのミネラルが多く含まれている地域では硬水となることも。

特徴を知って使いこなす

少々クセのある硬水、クリアな味わいの軟水。同じ水でもそれぞれ得意分野があります。硬水はカルシウムやマグネシウムをはじめとしたミネラルが豊富に含まれているために便秘解消やダイエットなどの健康維持に効果的です。肉などの煮込み料理の際、アクや臭みをとるのも得意。

一方、軟水はそのクリアさで他を素材を邪魔しないのでお茶などを入れるのにもってこい。赤ちゃんのミルクなどを作る際にも推奨されており、日本とは違って硬水が一般的なヨーロッパでは、軟水のミネラルウォーターのペットボトルに“軟水”とわかりやすいように赤ちゃんの絵が描いてあるほどです。


いかがでしたか?

普段何気なく口にしているミネラルウォーター、ぜひ特徴をチェックして使いこなしてみてください。

【参考文献】
・『知識ゼロからのミネラルウォーター入門』日本天然水研究会・著

●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

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