PMSとは何が違う? 女性を悩ませる「PDMM」の知識と対処法

【ママからのご相談】
6歳と4歳の子どものママです。二人目を出産後、それまでは生理前の不快感や倦怠感などはほとんどなく、生理痛も軽い体質でしたが、最近生理前のイライラが激しく、家族に暴力的になってしまうほど性格が荒れてしまいます。単なるPMSで済ませていいのかとても悩んでいます。どうしたら良いのでしょうか。

a PMS症状よりも精神面で重い症状である『PMDD(月経前不快気分障害)』の可能性があります。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

ご家族に当たってしまうと自己嫌悪にもかられてしまうので、おつらいですね。最近は、ホルモンバランスの乱れなどで、ご相談者様のように悩まれる女性が増えてきています。

月経のある女性の約50%程度の方が生理前のイライラや不快感を持っていると言われています。この生理前に現れる独特の症状をPMSと呼びますが、中でも精神面において症状が強く現れる場合をPDMMと呼んでいます。

そこで今回は、PMSとPMDDとの違いや、PDMMの対処法などについてご紹介していきます。

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PMDDとは? PMSとの違いは?

あるレディースクリニックの女性医師によると、PMDDの理解を深めていただくためには、PMSについての理解と、PMSとPMDDの違いについて知ることが大切だそうです。そこで、まずPMSとPMDDについて解説します。

PMSとは

月経前症候群または月経前緊張症と呼ばれ、月経の約2週間前に、心や体にさまざまな不調が起こることをいいます。PMSは月経の開始とともに数日で症状が消失するのが特徴です。

PMSの症状

【心の不調】
・イライラする
・不安が高まる
・泣きたくなる
・無気力になる
・興奮する
・憂鬱になる
・集中できない
・怒りっぽくなる

【体の不調】
・乳房の張り、痛み
・倦怠感
・肌荒れ
・むくみ
・のぼせ
・腰痛
・下腹部の張り
・眠気あるいは不眠
・頭痛
・便秘あるいは下痢

PMDDとは

PMDDの症状の現れ方には個人差がありますが、レディースクリニックの医師によると、PDMMでは不安感、絶望感、自己を卑下したり、うつ状態になる場合もありますし、時には攻撃的、暴力的になり、自殺関連行動が見られる場合もあるとのことです。また、PMDDは月経のある女性の5%に見られる症状と言われています。

PMDDの原因

現段階ではまだはっきりと解明できているわけではありませんが、専門家によると、女性ホルモンの異常や、脳内神経伝達物質であるセロトニンの欠乏が原因ではないかと考えられています。

PMDDを改善するには

まず心療内科などの専門の医療機関を受診し、PDMMであるかを診断してもらう必要があります。これは、月経が終わっても全く症状が改善されない場合には、他の疾患を疑う必要があるからです。PMDDと診断された場合には、セロトニンの減少を抑える薬などで治療をスタートします。

PMDDは、まだ世間的には認知度が引くい症状であるため、周囲の人には理解されにくい面もありますし、PMDDの知識が少ない医師もいるため、専門の医療機関で適切な治療を行えば薬で症状を改善することは可能です。悩まれているご本人やご家族が健やかに過ごせるように我慢せず診察してもらうようにしましょう。

【参考リンク】
女性とうつ | あらたまこころのクリニック

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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