トレーニングで治る? 出産前後に起こりがちな「尿もれ」の原因と対処法

【ママからのご相談】
先月、第1子を出産したばかりのママです。妊娠中もそうだったのですが、出産後も尿もれが続いています。よくあることだとは聞いていましたが、とても困っています。シートなどを利用していますが、どうにか解消したいです。尿もれの原因と対策を教えてください。

a 尿もれは妊娠・出産の“あるある”ですが、諦めないで!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

尿もれは、妊娠・出産を経験していない人にはあまり知られていないトラブルですが、多くのママが抱えている悩みです。女性の機能上、仕方がないこととはいえ、毎日こうした不便を抱えるのはツラいですよね。

そこで今回は、産後に起こる尿もれを中心に原因と対処法についてまとめてみました。

151123saharatiharu

尿もれの原因

妊娠中の尿もれは、胎児が育つことで大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで起こると言われています。しかし、産後に子宮のサイズが元に戻っても尿もれに悩まされる人が多いのはなぜなのでしょうか。

産後の尿もれは、子宮のせいではなく“骨盤底筋”によって引き起こされます。骨盤底筋は子宮や膀胱などを支えるものですが、出産時に大きな負担がかかってしまい、その影響で尿道が締まりにくくなってしまうのです。これが産後の尿もれの原因です。

尿もれの解消法

一番楽なのは、“時間が解決してくれるのを待つ”ことかと思います。骨盤底筋が負担を負ってしまうことで起きる尿もれトラブルは、3〜4か月後に自然に解消することが多いです。それまでは下着にパッドをあてるなどして、乗り切りましょう。

ただ、待つだけではなく、自分でできることを何かしておきたい……という場合は、まずは“無理をせず回復までの時間が長引かないようにする”意識を持つことが大切かと思います。

たとえば、重いものを持たない・産後4週間はガードルをつけないなどに気をつけ、できるだけ体を休めるようにすることが大切です。腹筋運動など、腹部に負担をかけるような運動もオススメできません。

トレーニングで骨盤底筋を鍛える方法もあります

出産時の会陰の痛みが解消するころには、骨盤底筋を鍛えるトレーニングなどを行うことができるようになります。寝転がったままできるものや、椅子に腰掛けた体勢でできるものなどもありますが、「トレーニングを行わない方が良い」という産婦さんもいます。

トレーニングの内容は、自分で調べて行うよりも、出産した病院や産後ケアをしっかり行っている病院・助産院などを探し、相談しながら進めていくのがよいでしょう。

“時間が解決するのに任せる”というのはもどかしいようにも思われますが、ムリをして体に負担をかけてしまうよりは、長い目で治癒を待った方がいいかもしれません。

また、産後半年経っても改善しないようであれば、やはり病院に相談してみることをオススメします。まずは何よりも体の回復を優先して、自分の体調を気にしつつ、労ってあげてくださいね。

【参考リンク】
産後尿もれになりやすいのはなぜ? | ユニチャーム

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする