住民票はどうなるの? 夫婦が離れて暮らす“別居婚”のポイント3つ

【男性からのご相談】
結婚したいと思っている、付き合って1年ほどの彼女がいます。しかし、彼女が別居婚がいいと言いだしました。彼女は銀行のキャリア組で、私と結婚はしたいけれど、今の自分のライフスタイルを崩したくないと言っています。別居婚とは、いったい何なのか、詳しく教えてほしいです。

a 現代では珍しくない婚姻スタイル、“別居婚”について気になるポイントを3つご紹介します。

ご相談ありがとうございます。ウェブライターのうぇぶりんです。

別居婚という言葉は、最近では聞きなれない言葉ではなくなりました。有名人の中にも、別居婚を宣言するカップルは少なくありません。ここではっきりさせておきたいのは、別居婚は結婚生活をしばらく送ったあとの別居とは違うということです。

別居とは、その言葉通り、夫婦や家族が離れて暮らすことをいいます。その理由は、離婚前提であったり、単身赴任だったりとさまざまです。主に結婚後の生活において途中から別居になる場合ですね。それに対して、別居婚とは結婚当初から夫婦が離れて暮らすスタイルをとります。遠く離れた土地の出身同士、結婚後も妻が仕事を続けるが、お互いの勤務地が離れているなどの理由が考えられます。

一つ言えることは、別居という言葉に対して別居婚には前向きなイメージが伴うことが多いのではないでしょうか。そんな別居婚についてご紹介します。

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別居婚の気になるポイント3つ

(1)戸籍と住民票はどうなるの?

さて、夫婦が離れて暮らすとき、戸籍や住民票はどうなるのでしょうか。まず、戸籍についてですが、入籍をした場合、そちらの戸籍に入るという意味で、別居や同居によって左右されるものではないと考えられます。夫か妻か、どちらの戸籍に入るかが重要です。

一方、住民票は住所がどこであるかが重要です。別居しているのであれば、当然のことながら住所が違います。つまり、それぞれの住所で届け出る必要があります。別居婚の場合、戸籍の筆頭者と住民票の世帯主が違うということは大いに考えられます。いろいろな手続きをする場合に勘違いのないようにしたいですね。

(2)ルールを決めましょう!

別居婚で気になるポイントの一つに生活費をどうするか、というのがありますね。夫婦になれば家計を一つにするのが一般的ですが、別居婚の場合、家が二つあるわけなのでいろいろなパターンが考えられますね。

夫にも妻にも収入がある場合、夫の分は夫、妻の分は妻と、はっきりきっぱり分けてしまうのもありでしょう。しかし、二人に収入の差がある場合、「やはり生活費は夫から」など、それぞれのルールをお持ちのご夫婦もいらっしゃることでしょう。

いずれにしても初めにしっかり話し合っておくことが大切です。また、途中で何が起きるかわからないのが夫婦生活です。状況に合わせてルールを変えていく臨機応変さも必要でしょう。

(3)扶養について

仮に妻が仕事を持っていない場合や収入が少ない場合、別居婚だと夫の扶養には入れないのか、という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、大丈夫です。日本年金機構のホームページによると、別居の場合でも、扶養に入る側の年間収入が130万円未満でかつ被保険者からの仕送り額より少ないときに被扶養者になれるとあります。

また、初めは夫婦二人だけだった生活も、年月を重ねていくと子どもが生まれ家族が増えていくこともあるでしょう。その場合も三親等以内の直系尊属ですので、別居であっても親の扶養に入ることが可能です。


以上のように、別居婚は、自立している女性が増えてきた現代の婚姻スタイルとして珍しいことではありません。ただし、子どもができたり、親の介護をしなければならなくなったり、生活環境は変わります。

そのときには慌てることなく、また自己中心的になることなく、夫婦でじっくり話し合うべきでしょう。もし別居婚の可能性があるのなら、そのメリット・デメリットについて日頃から理解を深めておいた方がいいでしょう。

【参考リンク】
健康保険(協会けんぽ)の扶養にするときの手続き | 日本年金機構

●ライター/うぇぶりん(児童英語講師)

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