「スクールカースト」や「ママカースト」の実態とは?

【ママからのご相談】
スクールカーストやママカーストという言葉を最近よく耳にするのですが、どんなものなのですか? もし自分や家族がカーストのランク付けの対象者になっていたら……と考えると気になります。

a 生徒による学校内のランク付け

雑誌やインターネットでも、『スクールカースト』や『ママカースト』という文字をよく見かけるようになりましたよね。これは、ヒンドゥー教の身分制度『カースト』になぞらえた言葉で、成績や容姿、ファッションセンスや言動などで優越をつけ、一軍、二軍、三軍……A、B、Cといった階級に生徒を分けるというものです。

日本では最近話題になっていますが、アメリカのハイスクールでは以前から存在していました。学校を舞台にしたドラマや映画の中で頻繁に描かれていますよね(リンジー・ローハン主演映画『MEANGIRLS』など)。

一方のママカーストは、職業や収入、生活スタイルでランク付けが行われているようです。

知らない所で勝手に、“格付け”されるなんて何だか嫌ですよね。気にしないのが一番と分かっているものの、ランク付けされていると聞いたら、自分がどう見られているか気にせずにいられないと思います。それに、もし子どもが通っている学校で行われているとしたら、いじめにあっていないだろうか心配になりますよね。

学校内での自分の“立ち位置”が気になる

学校という限られた空間内で集団行動をしているわけですから、否が応でも他の生徒の目を意識してしまいます。また、自分が校内でどのくらいのポジションにいるのか気になって当然だと思います。

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スクールカーストでランク付けをしている人たちも、自分のポジションが気になるから他人の能力を確認しているのではないでしょうか。自分のほうが優れていると周りに認識してもらうためには、自分より劣っているかもしれない人を見つけなければいけない。でも、そうやって“格付け”の上位に行くため、みんなが他人と自分とを比較しはじめたらどうでしょう?

本当に“格付け”が行われているの?

『カースト』という言葉をよく見聞きするというのは、一種のブームのようなものになっているからなのではないかと思うのです。言葉が先に歩きはじめ、みんなの行動が後からついていくようになる。情報に振り回されてしまう可能性もありますから、「言葉」に翻弄されないように注意する必要があると感じています。

他者ではなく自分に目を向ける

日本テレビのドラマ『35歳の高校生』でも、スクールカースト問題が描かれているのですが、ドラマの中で最初はランキングを気にしていた男子生徒が、夢に向かって進んで行く決意すると同時に、ランキングを気にしなくなる、という描写がありました。

福沢諭吉も『学問のすすめ』の中で、「人は生まれながらにして貴賤・貧富の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり」と記述しています。

自分に自信が持てるようになれば、周囲の視線は気にならなくなると思いますが……そのためには、他者ではなく自分自身をしっかり見つめると良いかもしれませんね。

●ライター/sarah(ママライター)

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