昔は自分もそうだった!? ママが“思春期男子”を理解するヒント

【ママからのご相談】
思春期のせいなのか、なにを言ってもちゃんとした答えが返ってきません。「今日の部活どうだった?」と聞けば、返ってくる返事は、「ふつう……」だけです。息子が将来ちゃんとした社会人になるために基本的な会話は必要だと考えています。思春期の息子がしっかりとした受け答えをするために、今どんな風に注意すべきでしょうか?

a 唯一無二の“思春期”を理解しましょう!

ご相談ありがとうございます。同じ年代の子どもを持ち四苦八苦しております、ライターの渦マキです。

わが家も全く同じで、話しかければ、「ふつう」「別に」です。毎日が、なんと味気ないことでしょう。

もしかしたら、相談者さまは小学校低学年くらいの息子さんと今現在の息子さんとを比較していらっしゃいませんか? かわいい盛りの息子さんは、おそらく、「ママ、ママ」といつもお母さんにくっついていたことでしょう。筆者も、今この時期にそのころの息子と比較してため息が出てしまいます。

しかし、いつまでもこんな状態が続くわけではありません。そこで今回は小﨑恭弘氏による『思春期男子の育て方』を参考にしながら、お話を進めていきましょう。

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自分がわが子の年のときのことを思い出してみる

筆者は、息子の態度や言葉に憤慨したとき、深呼吸した後に自分が息子の年齢だったときのことを思い出してみたりしています。すると、親から何か話しかけられたときに、ろくに返事もしなかった自分が思い浮かんできてしまいました。

相談者さまの息子さんが特別なわけではなく、思春期は誰にでもあるもの……。後から考えれば、親が心配するほどのことではなかったりします。

息子の将来がとても心配…。お母さんであれば当然の気持ちです。
でも、こうした不安や心配が先に立つと、つい「今やっておかないと、将来困るよ」
「未来のために今、頑張りなさい」といったメッセージを伝えがちです。
お母さんの気持ちはよくわかるのですが、これは息子にとっては、つらいことです。

(『思春期男子の育て方』より引用)

他人に迷惑をかけるようなよほどのことをしでかしたのでなければ、もっと気楽に構えていて大丈夫です。子どもは常に、「もっと頑張れ」より、「頑張ったね」の言葉をかけてほしいものなのです。

思春期男子の“ユレ”を理解しましょう

ご相談者さまが悩んでおられる、“ちゃんとした会話”についてはもう少し見守ってください。「将来のために息子さんの受け答えをちゃんとしたい」というご相談につきましては、先に触れましたように、今息子さんは“思春期”という唯一無二の時期にいることを肝に銘じておきましょう。

この時期には、「将来のためにちゃんと……」という要求はしないでおくべきではないでしょうか。先にご紹介しました『思春期男子の育て方』には、

思春期男子は「ユレ」の時期にいて、人生ずーっと船酔いみたいな感じなのではないか?
言いたいことや思うことがうまく整理できない、言葉にできないモヤモヤでいっぱい

と書かれています。

日々、“ユレ”に苛まれイライラでいっぱいの苦しい思春期男子を、「会話がなっていない」と責め立てたらいかがでしょう? このモヤモヤを受け止められるのは、親、そして親友だけです。

筆者は、最近自らにそう言い聞かせています。いつもイライラしていてつっかかってきても、親としてしっかり受け止められるようにどんと構えていましょう。

【参考文献】
・『思春期男子の育て方』小﨑恭弘・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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