イギリスの研究で判明!? 人を元気にする「赤色」の心理効果とは

【男性からのご相談】
最近、仕事でミスをすることが多くて悩んでいます。秋口からたるんでしまい、ずるずる引きずっている気がします。知人に赤色のものを身につけるとやる気がアップすると言われたのですが、色にそんな心理的な効果があるのでしょうか。

a 色には、人の心身に影響を与える効果があると言われています。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

連休明けは誰しも寝坊してしまったり忘れ物をしたりとミスをすることはありますが、それが続くとなるとおツラいですね。知人に「赤いものを身につけた方がいい」とアドバイスされたとのことですが、カラーセラピーという言葉もあるように、色には少なからず人に影響を与える効果があると言われています。

赤色というのは、やる気を出したいときに良いと言われており、勝負服でも取り入れられることのあるカラーですね。また、最新の研究では男性ホルモンとの関係性も分かってきています。そこで今回は、赤色が人にもたらす影響についてご紹介したいと思います。

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色彩心理学から見る“赤色”の心理的効果

以前、子どもが通っていたカラーセラピーに詳しい絵画教室の講師によると、赤やオレンジでは温かみを感じ、青や白では冷たさを感じるように、色にはそれぞれ特徴があり、大なり小なり人に影響を与えることがあるのだそうです。

色彩心理学では、赤色は活力、情熱、興奮をイメージし、やる気になっているときや、元気を取り戻したいときなどに好まれて利用されているようです。

また、東洋大学教授野村順一氏の『インテリアの色に影響される血圧・脈拍の実験』や著書『カラーマーケティング論』によると、インテリアカラーを赤にすると、交感神経が刺激されて血圧や筋肉の緊張度が上昇し、結果的に興奮するという結果が出ています。

“赤色”と男性ホルモンの関係

2013年に発表されたイギリスのサンダーランド大学の心理学者ダニエル・ファレリー氏の研究成果から、赤色と男性ホルモンの間に興味深い関係があることがわかりました。

その内容は、77名の男性にさまざまな競技や課題に取り組んでもらい、そのときに自分を表すシンボルとなる色(赤か青)を選んでもらうという実験です。そして、実験結果では、赤色を選んだ男性の方が男性ホルモン(テストステロン)の数値が高いことがわかりました。

色の選択は、課題の成績にはあまり関係しなかったのですが、研究者の間では相手と対戦するスポーツなどの競技では、赤色の選択が優位に働く可能性があると考えられています。

テストステロンは加齢とともに分泌量が低下していき、性欲減退、気力の低下、集中力の低下といった男性更年期症状をもたらすことがわかっています。加齢とともに気になる疲労や気力の低下などを自覚した場合には、赤色のメリットをうまく活用することで、自信につなげられる可能性があります。


いかがでしたか。今回は、赤色が人に与える影響について紹介しました。

最新の研究などから、色は人間の心身に影響を与えるということはすでにわかっています。心理学的には、赤色が男性ホルモンを増やす可能性があるというデータもあります。

しかし、逆に採点や添削でもよく使われる赤色は、学習意欲を低下させるというコロラド大学の社会学者らの報告もあるのです。赤色が効果的に作用するのか、逆効果となってしまうのかは、心理状態や個人差も大きいので、上手に赤色を活用してみましょう。

【参考文献】
・『カラー・マーケティング論』野村順一・著

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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