生理or気のせい? 女性が判断に悩む「PMS」の知識と対処法

【女性からのご相談】
生理中だけでなく、生理前の体調不良やイラつきも“病気”として認められるようになり、勤務先でも休暇取得の理由として使えるようになりました。ただ、「生理のせいなのか?」「気分のせいなのか?」が自分でも判断しにくいと思うのですが、勤務先や周囲に認めてもらうためには、何を基準に判断すれば確実でしょうか?

a 体が発するサインを見逃さないこと、医師の診察を受けることをおすすめします。

こんにちは。海外在住プロママライターのさとうあきこです。

生理前の体調不良やイラつきは『PMS』と呼ばれ、近年急激に知名度を上げた女性特有の症状です。日本語では『月経前症候群』とも言います。この言葉から判断すれば、月経前に現れるいつもと違った症状全てを含むようにもとれますが、実際にはPMSが起こる時期や症状はある程度絞り込まれています。

名前ばかりが先行して、その中身が十分に知られていない面もあるPMSですが、まずはその知識を得るところからスタートしましょう。

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『PMS』が起こる時期と原因

PMSは生理の約2週間前から始まると言われています。ちょうど排卵期を過ぎたこのころ、女性の体はホルモンのバランスが崩れがちになります。しかし、ホルモンは目で見ることも触って確認することもできません。そのため、女性は自分の体の中でホルモンがどう変化し、その結果どんなことが起こっているのかを直接知る手立てがありません。

そこで、まずは基礎体温を計ってみましょう。基礎体温表をつければ、体から発せられるサインを目で確認することができます。また、簡単な日記をつけることも有効です。基礎体温表にコメントのように書きこむことで、体温と体調や気分の変化の移り変わりと関係性が見えてきます。

体に現れる症状

PMSが体に与える影響のうち、体への症状として現れるものは比較的分かりやすいでしょう。

例えば、胸や下腹部の腫れや痛み、強烈な眠気、異常な食欲などが当てはまります。このほか、手足や顔のむくみや肌荒れ、お腹の調子の崩れなどもPMSが原因です。

心に起こる症状

体よりも判断が難しい症状を起こすのが心です。

イライラ、ネガティブといった精神の不安定さが際立ってきます。仕事や勉強に集中できなかったり、人づきあいが苦に感じられたり、ささいなことに対して感情を抑えられなかったりといった症状が現れることもあります。

症状に確信が持てないようなら、専門家に相談しよう

体の症状も心の症状も、一つ一つは生理前以外にも起こりえます。特に心の症状の多くはその原因を、PMSではなく“怠け”や“ヒステリー”と取られてしまうこともあります。「誰(男)だって、イライラやダルさを感じることはあるが、それくらい仕事を休んだりはしない」というわけです。

そんな心無い言葉がストレスとなって、PMSの症状をますます悪化させるともいわれています。「本当につらいのに……」という思いの一方で、本人も「これは生理前だからなのか? それとも気分?」と確信を持てないことも症状悪化に拍車をかけます。

これらを解決してくれるのは、医師による診察です。つらい症状を我慢したり悩んだりしているなら、専門医に相談しましょう。正確な診断を得れば、安心して体も心も休ませることができ、それが結果としてPMSの症状を軽くすることにもつながります。

【参考リンク】
・PMSとは? | TERUMO(http://www.terumo-womens-health.jp/trouble/3_1.html

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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