ベテランママに聞く! 絵本に興味がない子へ「読み聞かせ」するコツ

【ママからのご相談】
主人の両親から「○○くんに絵本読んであげて」と図書券をいただきました。しかし、息子(年少)はあまり絵本に興味を示しません。読んでいる途中でも勝手にページをめくってしまうし最後まで聞いてくれないので、読み聞かせをする意味があるのかなと感じています。何か上手に読み聞かせるコツはありますか?

a 絵本はストーリーにこだわらず、イラストだけでも楽しめるものを選びましょう!

ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。

「本を好きになってほしい」とお子さんに絵本を読んでみたら、全然興味を示さなくてがっかりすることってありますよね。今回は、読み聞かせ暦の長いベテランママたちに、“絵本に興味がない子”へ読み聞かせするときのコツを聞いてみました!

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小さいお子さんには、言葉のリズムが面白い絵本がおすすめ

『まだ年少さんくらいだとストーリーよりも、“絵を楽しむ感覚”で読むとよいです』(読み聞かせ歴5年ママ)

おすすめの絵本は、『ころころ』(元永定正・著)です。かわいい色の玉が列をなして転がっていきます。でこぼこ道、坂道、山道……どこにたどり着くのかな? というワクワクした気持ちで、絵本の世界にすーっと引き込まれます。

読み聞かせの途中でページをめくってしまう子への対処法

『1ページに書いてある文章の文量が多いことが原因かもしれません。絵が主体で文章が短い絵本を選んでみては?』(読み聞かせ歴7年ママ)
『よくあることです! 無理強いしなくても、年齢と共にきちんと聞けるようになります。今はお子さんの興味を引く絵や写真の本を探して「ここに○○がいるよ」とか「これなーんだ?」とか遊び感覚で読むといいと思います』(読み聞かせ歴8年ママ)

『くだもの』(平山和子・著)は写実的に描かれた果物が本当においしそう! この本は読み聞かせるというよりも、親子で“食べさせ合いごっこ”を楽しみ、味を想像して「甘いね!」「すっぱいね!」と言い合うのが楽しい絵本です。

ぱっと開いたどのページでも美しい絵が目に飛び込んでくるような、良質な絵に親しむことも絵本の醍醐味(だいごみ)ですよね。

興味がなさそうな子どもに読む意味はあるか

『お子さんが読み聞かせに興味がなさそうでも、ママやパパの声は確実にお子さんの耳に届いていますよ。聞き流しているようでも、子どもの頭はどんどん言葉を吸収しています。絵本を読んであげる意味は十分ありますよ、今は“言葉の種まき”の段階だと思って読んであげてくださいね』(読み聞かせ講座講師)

絵本の読み聞かせは、子どもの語彙(ごい)や表現力の幅を広げる効果があると言われていますから、さまざまなジャンルの絵本に触れるのが良いようです。男の子だったら、乗り物や動物、昆虫などの絵本もおすすめです。

『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』(間瀬なおかた・著)はまるで懐かしい電車に乗っているかのような気分になれるお話です。読み手のパパやママの声がだんだん電車の音に聞こえてくるから不思議です。トンネルの向こうはどんな風景だろう? というワクワク感や、線路の周り・車内の様子・トンネルの中など、何回読んでも発見があり、適当に開いたページだけでも楽しめますよ!


いかがでしょうか?

『今は言葉の種まきの段階』という読み聞かせ講師の言葉が印象的でした。お子さんが絵本に興味を示し始めたときには、うれしい手応えがあるはずです。親子で楽しみつつ、絵本をめくってみてくださいね。

【参考文献】
・『ころころ』元永定正・著
・『くだもの』平山和子・著
・『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』間瀬なおかた・著

●ライター/パピルス(フリーライター)

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