乳腺炎の原因に? 産後ママが「母乳過多」になったときのケア方法

【ママからのご相談】
出産して2週間になるママです。よく、「おっぱいが出なくて大変」と言っている人も見るのですが、自分の場合は逆に作られすぎてしまっているようで、胸が張ってしまって大変です。いろいろ対処法はあるようなのですが、たくさんありすぎて結局どうすればよいのかがわかりません。何かオススメの対処法を教えてください。

a 母乳過多への対処法では、“ゆるやかに冷やすこと”“しっかり吸わせること”が大切です。

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

母乳育児をしている人の悩みの中でも、出過ぎてしまうことや、胸が張ってしまうことを挙げている人は少なくありません。乳腺炎をはじめ、さまざまなトラブルにつながってしまうこともあるので、しっかりとケアをして、ひどくならないよう予防することが大切です。

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母乳過多の基本的な対処法

母乳過多の基本にして最大の対処法は、“赤ちゃんに吸ってもらうこと”です。母乳の場合はミルクとは違い、赤ちゃんに飲んでもらう量や回数などに制限はありません。

その際には、“いろいろな角度で”“左右対称に”“正しい姿勢で”吸ってもらうことが大切です。そうしないと飲んでもらえない部分ができ、母乳詰まりの原因になってしまうことがあるのです。吸ってもらうのでなく、自分で絞るのでも問題ありませんが、絞りすぎるとさらに母乳が作られることになりますので注意が必要です。

おっぱいを“使わない”、“冷やす”のもあり

授乳を行えば行うほど、母乳は多く作られるようになります。そのため、授乳の回数を減らして作られる母乳の量が増えないようにすることで、胸の張りを抑える方法もあります。その場合は、赤ちゃんがしっかりと哺乳瓶からミルクを飲めるかなども確認しつつ進めていく必要があります。

また、授乳回数を減らすのではなく、おっぱいを冷やすことで母乳の生成量を抑える方法もあります。その際、氷や保冷剤などを使ってしまうと冷えすぎてしまいますので、厚めのタオルを使用するなど注意してください。

このことから、母乳過多で胸が張っているときは、“冷やしながら母乳が作られすぎないようにしつつ、赤ちゃんに吸ってもらう”のがよいと言えるかと思います。上記の方法で解決した、というママさんの声も実際にいくつか聞いています。

母乳詰まりや乳腺炎になったときは、病院・助産院へ行きましょう

胸が張ってしまっているだけでなく、詰まってしまったり、乳腺炎になってしまったりしているような場合は、自分だけで対処するのは困難です。長らく張った状態が続いているようなときも同様です。母乳外来のある病院や、助産院などを訪ねてみるのがよいでしょう。

マッサージを行うことで解消できることもありますし、施術の方法はインターネットなどで調べることもできますが、下手をすれば乳腺を傷つけてしまうこともありますので、やはり専門家に頼るのがオススメです。

なお、乳腺炎には2種類あります。いずれにしても放っておかない方がよいのですが、もし発熱していたり、ひどくダルさが感じられたりするような場合は、感染性の乳腺炎である可能性があります。発症すると高熱が出て、動くのが困難になってしまうことも多いので、できる限り早く婦人科などを受診するようにしてください。この場合は助産院などではなく、病院を選ぶことが必要です。


胸が張ってしまうと、授乳が苦痛になってしまってツラいですよね。上手に解消して、心地よく授乳ができるよう頑張りましょう!

【参考リンク】
・おっぱいが張ったらどうすればいい? | ユニチャーム(http://www.unicharm.co.jp/moony/hajimete/sango/lesson01_02.html

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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