アドラー心理学を応用! ママが「苦手な小児科医」と上手に付き合う心得

【ママからのご相談】
かかりつけの小児科の先生が怖くて、苦手です。母としての意見を言うと、機嫌が悪くなって怒り出してしまうので何も言えず、受診するたび嫌な気分にさせられてしまいます。思い切ってかかりつけ医を変えようかとも考えていますが、自宅から一番近くて通いやすいので、悩んでしまいます。

苦手なお医者さんとうまくお付き合いできる何か良い方法はないでしょうか?

a 人間関係をラクにしてくれる考え方2つをご紹介します!

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

子どもが小さいうちは、小児科のお世話になることが多いものですね。「先生との相性が合わずにかかりつけ医を変えた」という話はママたちの間でよく聞く話題です。私も相談者様と同じような経験をしたことがありますが、医師との人間関係は今ではかなり良くなりました。今回は心理学からヒントを得て、悩み多いママたちの人間関係をラクにしていく考え方をご紹介したいと思います。

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「コミュニケーションギャップをなくそう」とは思わなくてよし!

苦手な小児科の先生とはうまくコミュニケーションがとれませんよね。混み合っている小児科では特に、1人の診察に時間がかけられないことが多いと思います。すると先生も最小限の会話でお子さんの症状を把握したいと思っていますから、ママの意見や質問事項を遮って、つっけんどんな対応をされることもあります。

ママとしては、目の前にいるお医者さんにいろいろ聞いて、不安や疑問を解消したい。しかし、先生には先生の重要視しているポイントがあるので、そこは譲ってくれない。

小児科の診察室には、このような明白なコミュニケーションギャップが存在しています。それをなくそうと思わなくて良い、というのが井上知子さんの著書『人づきあいがラクになる「心理学の教え」』に書かれています。

『コミュニケーションギャップをなくそうと思う人は、前提として、「コミュニケーションギャップがあるのはおかしい」という感覚を持っている』と著者の井上さんは指摘しています。この感覚が逆に、ギャップを大きくして人間関係を壊してしまうのだといいます。

そこで、ギャップは存在するものであると肝に銘じた上で対処するのがラクな方法です。先生には先生の優先事項があるので冷たい態度でも仕方がありません。ママに対して優しくなってくれなくても、お子さんの小さな異変も見逃さずに診察してくれることが大切。ママは、聞きたいことがきちんと聞けないと不安が解消されないので、質問事項は診察室に入る前にしっかり話す準備をして行くと、慌てずに済むかもしれませんね。

質問したときにもし嫌な反応でも、そこはスルーです。単純に先生の優先事項がその質問に答えること以外だっただけのことです。質問に答えてもらえばオッケー。ママは大成功ですよ。

話せば理解しあえる、という思いは落とし穴になる

一般的にもコミュニケーションがうまくとれない相手と、お互いを理解し合おうとする作業は苦痛になってしまうものです。特に非常事態というか、お子さんの体調に不安を抱えて訪れた小児科で、短い時間で母の思いを理解してはもらえません。怖い先生にビクビクしながら、嫌な気持ちで通院することになるなんて、私も思っていませんでした。

「違いを違いとして受け止めること」「一致点はどこか、合意点は何かを相手と一緒に探すこと」というポイントに心がけてみると、違うはずの相手との感覚的な溝が埋まりやすくなる

と同書の中で紹介されています。

これを怖い先生と、母との人間関係にも生かすことができそうです。小児科医と子どもの母親は、根本的には理解し合えない存在かもしれません。なぜなら愛情という感情をもって心配する母親に対し、冷静な判断を要求されている医師では立ち位置が違いすぎるのです。

でも一致点もあります。例えば、「お子さんを早く元気にしてあげたい」や「今より悪化させないようにしたい」といったことではないでしょうか。そのための努力であれば、医師と母親はタッグを組んで協力しあえる可能性があるのではないか、と思うのです。


いかがでしたか? この考え方はアドラー心理学をバックボーンにしています。小児科医とのお付き合いが苦痛だと、ママにとっては大変なストレスですよね。このコラムで少しでも気持ちが軽くなっていただけたら幸いです。

【参考文献】
・『人づきあいがラクになる「心理学の教え」』井上知子・著

●ライター/あしださき(元モデル)

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