親の本心が試される!? プレママが知るべき「出生前診断」の目的と心構え

こんにちは。ライターの齋藤惠です。

芸能人の高齢出産から注目を集めた“出生前診断”。妊娠したママなら受けるか? 受けないか? 大変迷うところではないでしょうか。

そもそも“出生前診断”によってどのようなことがわかるのでしょうか? また、ママたちは診断からどのような心構えを持てばよいのでしょうか? 今回は“出生前診断”についてご紹介していきます。

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“出生前診断”でわかる病気

“出生前診断”では、まず採血を行います。次に、クアトロテスト、トリプルマーカーテストと呼ばれる検査を行い、その後、妊娠15週から20週の間のママなら羊水検査を受けます。

バースコーディネーターの大葉ナナコ氏の著書によると、“出生前診断”でわかる病気は、

・二分脊椎
・無脳児
・ダウン症

など、想定される新生児の病気の中でも限られたごく一部のものだそうです。

それ以外にも、生まれつき障がいをもって生まれる可能性はありますが、残念ながら全ての病気を調べることはできません。さらに、“出生前診断”は年齢が35歳以上であれば、グレーゾーン以上となる確率が自然と高くなります。

“出生前診断”の歴史

そもそも“出生前診断”が始まったのは、アメリカとイギリスから。イギリスでは農薬の大量散布によって野菜からとれる葉酸が極端に減ってしまったことから、葉酸不足による二分脊椎と無脳児の増加が懸念されたためです。

一方アメリカでは、10代の妊娠が増加した時期に政府が推進し、未熟な少女たちが喫煙や飲酒をしながら妊娠することを抑制しようという目的があったと言われています。

以上のような背景から、後に日本でも“出生前診断”が徐々に広まっていったのです。

“出生前診断”への心構え

大葉ナナコ氏は、『今の人たちは何事においても完璧主義すぎて、命にも完全を求めすぎる気がします』と述べています。もちろん生まれてすぐに手術や処置がいる子どものために事前に知っておいた方が適切な対応と心の準備ができるという点では、“出生前診断”はとても意味のあるものであると言えます。

大葉氏は、『出生前診断を受けるにはいろいろな理由があるのでしょうから、もちろん受けてはダメとは言いません。ただ、本当に心の芯が試される出来事なので、異常がある子だと困るよね~くらいの軽いノリで受けると、かえって困惑するよと言いたいのです』と主張しています。

どんな子どもであっても、かけがえのない愛おしい命。「何があっても産んで、大切に育てる!」というママの強い気持ちがあってこそ、“出生前診断”を受ける価値があるのだと思います。

【参考文献】
・『体と心にやさしい ナチュラルなお産』大葉ナナコ・著

●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)

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