弱点は武器になる? パパが“コンプレックス”を子育てに生かすヒント

【パパからのご相談】
自分に自信がありません。体が弱く、これといって取り柄もありません。勉強も運動も苦手で、コンプレックスの塊です。このままでは子どもに悪影響を与えてしまいそうです。私は親にならないほうがよいのでしょうか?

a コンプレックスは、子育ての面でむしろ大きな“チャンス”を内包しています。

自他共に認めるコンプレックスの塊な、パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

私も、相談者様と同じく、子どものころから虚弱気味で、大人になっても人並み以下の体力しかありません。「こんな体力できちんと子育てできるのかな?」「体の弱い子になってしまわないかな?」と、産まれるまでずっと不安に思っていました。

しかし、子どもが産まれた今、虚弱体質は必ずしも弱点とは限らないな、と思えるようになりました。なぜなら、自分が弱ければそれだけ、赤ちゃんが放つSOSサインに気づきやすくなる可能性があるからです。

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体の記憶が、赤ちゃんからのSOSサインを受信しやすくする

私は20代のころに“過敏性腸症候群”と診断され、今でも頻繁にお腹を下します。幼少期はまるで逆で、便秘がちでした。自分自身が排便で苦労しがちなので、娘が産まれてから、ウンチをよく観察するようになりました。数日間ウンチが出ず、苦しそうな声で泣いているときなど、「ああ、硬い便が詰まっていて、苦しいんだな」と、不快さを共感することができます。

このような不快さの共感ができるのは、自分がその症状や状況に対する不快さについて、頭ではなく体で知っているからこそだと、私は考えています。

もし、私自身の胃腸が誰よりも丈夫で、“日々是快便”な人生を歩んでいるとしたら、娘の泣き声がいつもと違っても、「なんでこんなに強い調子で泣いているんだ?」と、SOSサインを見逃してしまい、原因に気づくことができなかったかもしれません。

苦手な子の気持ちがわかる親になれるチャンス

コンプレックスがプラスに転じる可能性があるのは、体に関することだけではありません。学生時代に英語が苦手だった人は、英語が苦手な子どもの気持ちがわかるでしょう。夏休みの宿題を最後の1日になっても終わらせられなかった人には、宿題が嫌いな子どもの気持ちがわかるでしょう。ピアノや習字などの習い事の練習、スポーツ全般、団体行動など、苦手だった物事に関しては、「ああ、自分も苦手だったなあ」と感じることができるでしょう。

同じ(あるいは似たような)つまずきの場面に遭遇した子どもに対して、「なんだ、そんなこと」とSOSサインをスルーしてしまわず、自らの体験から、「そうだよね、お父さん(お母さん)も苦手だったよ」と共感してあげられれば、それはきっと、お子さんにとって大きな心の支えになることでしょう。

【参考リンク】
過敏性腸症候群 | アステラス製薬

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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