噛み合わせは治せる? 子どもの“不正咬合”の原因と矯正器具2タイプ

【ママからのご相談】
4年生の子どもの母親です。最近、娘が学校の歯科検診で“不正咬合(ふせいこうごう)”の通知を受け取りました。書面には、「上顎の発達不足」と記載されていました。不正咬合は、歯並びの問題でしょうか? よく見ると幾分下の歯が上の歯よりも出ている気がします。歯科矯正で治るものなのでしょうか?

a 矯正歯科を受診し、歯科矯正装置を装着する治療があります。

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

娘さんが上顎の発達不足による不正咬合とのこと、心配されていることとお察しします。

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不正咬合の原因

まず、不正咬合の原因に以下のものが挙げられます。

・遺伝
・虫歯や歯周病
・生活習慣
・病気

近年では、食生活において硬い食べ物を食べることが少なくなっているため、かむ回数が少なくなり顎の発達不良の原因になっています。また、慢性鼻炎が原因で口呼吸になり、不正咬合に至る場合もあります。

上顎の発達不足の場合は、特別な歯科矯正装置を使用します

歯列矯正とは異なり、歯列拡大装置を装着して上顎を強制的に広げていく治療が行われます。代表的な器具はネジタイプと、バネを用いるタイプです。

いずれも上顎に装着しますが、上の左右の歯に器具を固定する形ですので、歯科でしか取り外せません。この2種類がどうしても無理な場合は、別な器具が使用できるかご相談ください。

子どもによって合うもの、合わないものがあります

筆者の友人のお子さんが、やはり上顎の発育不良で歯列拡大装置を用いて矯正を始めました。ネジタイプの器具を使用しているところを見せてもらいました。上顎中心部分にネジがついていて、毎日1回付属の器具でネジを回します。回すことによって、器具が広がり強制的に上顎を拡張させていく仕組みです。

友人がネジを回すのに慣れるまで時間がかかった上、パスタやエノキなどの食べ物を食べたときに器具に引っかかることをイヤがって、お子さんは食べることに支障をきたしてしまいました。結果的に、外すことになってしまったのです。

歯列拡大装置は、矯正歯科でよく相談して子ども自身が治療に耐えられるものを選択することが大切です。合わない器具を無理に装着することで、ストレスとなり拒食などに陥る可能性も十分考えられます。


ご相談のような上顎の発育不良状態を放っておくと、次第に下顎の方が出てきてしまいます(受け口と呼ばれます)。早めに矯正歯科を受診しましょう。

【参考リンク】
不正咬合の種類 | 歯列矯正のスペシャリスト

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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