まるで万能薬!? 「おかゆ」に秘められた健康効果&基本レシピ2選

【ママからのご相談】
離乳食用におかゆを作りますが、子どもが嫌がって食べてくれません……。そのせいでたくさん余ってしまいます。果物やイモは食べてくれるのに……どうしたらおかゆを食べてくれるでしょうか?

a 味覚は変わっていきます。焦らないでも大丈夫。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

慌てなくても大丈夫。一時的に嫌っているだけかもしれませんよ。おかゆに好きなモノを混ぜてみたり、薄くお出汁を入れて炊いてみたりと、お子さんにヒットする離乳食を楽しみながら探してみましょう。

炭水化物は他のものでも取れますし、いつまでも、「イヤ!」ということはまずありません。もしかしたら、なんだか味気がないと感じているのかも。でも、それもお子さんのステキな成長の一つ。他に好きなモノがあるという証拠です。

新米が出回る季節、炊きたてのおいしいご飯もいいですが、おかゆを炊いてお子さんを交え、家族全員で召し上がってみてはいかがでしょうか。ママが同じものをおいしく食べている姿を見て、「自分も!」と思ってくれるかもしれません。

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おかゆはおいしい! 子どもも大人も元気なときも!

おかゆはお正月の七草がゆを食べたきり……という人もいらっしゃるのではないでしょうか。おかゆには病人や赤ちゃんのご飯と分けてしまうにはもったいないぐらいのおいしさがあります。また、曹洞宗道元禅師の『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』という著書には“粥有十利(しゅうゆじり)”という言葉があります。

1.色:血色をよくする
2.力:気力がみなぎる
3.寿:寿命を延ばす
4.楽:食べ過ぎにならず、身体が楽に
5.詞清弁:言葉が清く爽やかに
6.宿食:胸のつかえが治る(胸焼けしない)
7.風除:風邪をひかない
8.飢消:消化よく栄養となり飢えを消す
9.渇消:喉の渇きをいやす
10.大小便調適:便通がよくなる

と、十の功徳があるとされています。季節の変わり目で体調がすぐれない、疲れた胃腸に、食べ過ぎ、ダイエットにはもちろん、普段の食事に取り入れてもどこかほっこりする優しさが味わえます。

おかゆの基本的な作り方2つ

(1)お米を研いで作る場合(7分がゆ)

【2~3人分:米1/2カップ(80g)・水700ml】

・1……お米を研ぎ、20分ほどザルにあげ水気を切っておきます
・2……厚手の鍋(普通の鍋でもOK)にお米、水を入れ、蓋をして強火にかけます
・3……しっかりと煮立ったところで、フタを少しずらし弱火にして40~50分
・4……お米がふっくらしてきたら、火を止めて10分蒸らして完成です

(2)炊飯器の炊いたご飯で作る場合(7分がゆ)

【ご飯120g(約飯碗1杯弱)・お水3カップ(600cc~お好みで)】

・a……鍋にご飯を入れほぐし。中火にかけます
・b……沸騰したら蓋を少しずらし、弱火で10分
・c……火を止めて10分蒸らして完成

【おかゆの保存】
残ったおかゆは、綺麗なスプーンで小分けにして密閉容器で冷凍保存を。1週間以内に食べきれば大丈夫です。


そろそろ新米の季節ですね。ご飯茶碗1杯分のお米は、田んぼの稲約3束分に相当するそうです。田んぼ10aには、アキアカネ(赤とんぼ)が2,110匹生息するという調査結果も。10aには2万株の稲が植えられるので、9株に1匹、ご飯茶碗3杯分で1匹の赤とんぼが育つという計算です。

夏は山で過ごし、秋は里に降り私たちの前に現れる赤とんぼ。この国を瑞穂と呼ぶのもわかる気がします。おかゆさん、好きになってくれるといいですね。

【参考文献】
・『美味しい、おかゆ』帯津良一・著
・『ゼロから理解するコメの基本』丸山清明・監修
・『典座教訓・赴粥飯法 』道元・著

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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