どんな絵本から始める? 初心者ママにもできる“読み聞かせ”のポイント

【ママからのご相談】
幼稚園の懇談会(年長)で、お家で絵本をたくさん読んであげてくださいと先生からお話がありましたが、どんな本を読んであげたらいいのか、どんな風に読んであげたらいいのか分かりません。

a 慣れるまでは言葉のつながりやリズムの面白さが感じられる、短い絵本がおすすめです!

ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。

「幼児のうちにたくさん絵本を読んであげましょう」というお話はあちこちでお聞きになるのではないでしょうか? しかし、「何を読めばいいかわからない」「上手に読めない」「読んでも子どもが聞いてくれない」などの理由で、なかなか家庭で実践できないママもいらっしゃるようです。

今回はベテラン読み聞かせママたちの“読み聞かせのコツ”と私自身の読み聞かせ活動での経験(わが子への読み聞かせと小学校での読み聞かせ)で感じたことをお伝えしたいと思います。

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言葉のリズムやつながり、絵の楽しさが感じられる絵本からスタート!

・『読み聞かせに慣れていないうちは、子どもに本を選ばせてあげる方が聞いてくれますね』(読み聞かせ歴7年ママ)
・『迷ったら簡単すぎるくらい簡単な、短い絵本でいいと思います』(読み聞かせ歴15年ママ)
・『絵がはっきりしていて、言葉のつながりの面白さやリズムが楽しい絵本に惹きつけられるお子さんが多いですね』(読み聞かせ歴10年ママ)

図書館で絵本を借りたり、新しく買ってみようと思う場合は、「簡単すぎるかな?」というくらいの絵本から始めてみてはどうでしょうか。読み手(ママやパパ)も変に気負わずに読めます。

毎回同じ絵本ばかり読んでほしがるけれど……

『毎回同じ絵本を読んでほしがるお子さんも多いです。同じ本を繰り返し読むことで、心の栄養を蓄えていますよ』(読み聞かせ講座講師)

大人は、「毎日同じ絵本で飽きないのかな」と思ってしまいがちですが、「またこれ?」と言わず繰り返し読んであげてくださいね。

絵本を最後まで聞いてくれません!

『じっと聞くことが苦手な男の子には動物や昆虫、車や電車、工事車両などの普段から興味を示している物が出てくる内容の絵本がおすすめです。絵に合わせて絵本を揺らす、ジャンプさせるなどの動きを加えると喜びます』(読み聞かせ歴10年ママ)

短い絵本をちょこちょこ読んであげるうちに、成長と共に長く聞けるようになってきます。また、他のおもちゃなどに気を取られないように、静かな環境で読んであげることも大切ですね。

絵本を読むこと(聞くこと)に親子共に慣れてきたら、徐々にストーリー性のある絵本や長めの絵本にステップアップしていきましょう。名作と呼ばれる絵本や自然科学分野(動物、昆虫、植物)の絵本など、さまざまな分野の絵本を読んであげると語彙が増え、知識の幅が広がります。

読み方は“ゆっくり、丁寧”を心がけて!

『ストーリー性のあるお話だからといって、必ずしも登場人物に合わせて声色を変えたり、臨場感を出す必要はないですよ。ゆっくり、丁寧に読むことを心がけてください。「声優さんばりに変化をつけて読みたい!」という方はもちろんそれでもいいですよ』(読み聞かせ講座講師)

筆者も読み聞かせ講座の実習や、保護者の読み聞かせ活動で大勢の方の読み聞かせを聞かせてもらっていますが、読み方は本当に人それぞれ。そして不思議なことにどの方にも『味』があるのです。

トツトツと素朴に読む方、サラサラと軽やかに読む方、ピーンとした緊張感を漂わせる方、コミカルで元気に読む方など、それぞれに“いい感じ”なのです。

ですから、難しく考えずに読んであげてくださいね。ただし、幼稚園くらいの年齢では怖いお話を怖い読み方で読んでしまうと、本気で怖がってしまう場合がありますので、寝る前には注意してください。


いかがでしょうか? お子さんが高校生となったママが、「子どもが小さかったころの読み聞かせは、大きくなってから親にとってもいい思い出になっていますよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。

子どもはパパやママの声が大好き! 1日に1回でも週に1回でも親子でゆったりとしたひとときを楽しんでくださいね。

●ライター/パピルス(フリーライター)

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