このままじゃボッチに!? 子どもが「あがり症」になる原因と対処法4つ

【ママからのご相談】
小学6年生の娘がいるのですが、引っ込み思案で恥ずかしがり屋なところがあり、近所の人に会っても自分からあいさつしません。あいさつするように言ってようやく小さな声でするくらいです。どうやら人前だとあがってしまうようです。来年から中学生ですが、このままだとお友達ができないどころかいじめられてしまうのではないかと心配です。

a まずはお子さんがあがってしまう理由を知りましょう。

ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。

私は勉強が苦手な生徒さんを個別に指導していますが、個別指導を好むのはお子さん自身が内気であったり、親御さんがそのことを気にしている場合がとても多いです。

渋谷昌三氏の『心理学がイッキにわかる本』によると、対人不安が生まれやすい状況は次のように分類されるとし、それぞれの対処法を挙げています。

①相手の数が多くなるほど生まれやすい
②知らない人と話すときの方が生まれやすい
③大勢から注目されると生まれやすい
④フォーマルな場面ほど生まれやすい
⑤他人の評価に直面していると思うと生まれやすい
⑥自分の容姿やしゃべり方についてコメントされたり、プライバシーを侵されたりすると生まれやすい

このように、“人前であがる”と一言に言っても、さまざまな状況と理由が考えられます。“近所の人にあいさつができない”、“なかなかお友達ができない”ということであれば、②⑤⑥の3つが主な原因かもしれません。

同書を参考に、それぞれの対処法を挙げます。

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子どものあがり症への対症法4つ

(1)大勢の前であがる場合

相手が大勢であっても、特定の人に話しかけるようにしましょう。

(2)知らない人の前であがる場合

初対面の人と話すときには、事前にできるだけ相手の情報を集めるようにしましょう。

(3)大勢から注目されたりフォーマルな場面であがる場合

「自分はさほど注目されていない」「さほどフォーマルではない気楽な場なんだ」と自己暗示をかけます。

(4)他人から評価されたり外見を指摘されるとあがる場合

変に自分を飾ろうとしないことです。ありのままの姿を見てもらい、相手の評価を笑って聞き流すくらいのゆとりを持ってください。

大切なのは、ママが子どもの味方であること

人前で過剰に緊張する人は、他人からの評価を気にしすぎている可能性が高いです。評価を気にする相手は、初対面の相手かもしれませんし、クラスメイトかもしれません。もしかしたらお子さん本人も無意識のうちに、他人を意識してしまっているかもしれません。あるいは、娘さんはママからの評価を気にしているのかもしれません。

いずれにせよ大切なのは、ママがお子さんの味方でいてあげることです。お子さんが緊張気味だからといって、「あいさつしなさい」と怒鳴ってしまうと余計に黙りこんでしまうかもしれません。

大勢の前で発表などをするときには一緒に準備してあげたり、新しいお友達に会うときは情報を集めたり、「失敗しても大丈夫」と声掛けをしてあげることでお子さんもリラックスできると思います。普段から、ママは味方だということを伝えてあげることで、万が一何かトラブルが起きたとしても、すぐに相談してくれるでしょう。

「人の目を気にしなくていい」そう伝えてあげるだけでも、お子さんの心は楽になるはずです。お母さんがサポーターになってあげてくださいね。

【参考文献】
・『心理学がイッキにわかる本』渋谷昌三・著

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

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