ヒモとは違う!?「第1回主夫の友アワード」鈴木おさむや小島慶子ら受賞

10月10日は“いい夫”を目指す主夫のための『主夫の日』! 

ということで、NPO法人ファザーリングジャパンの主夫たちで結成された『秘密結社 主夫の友』が、2015年10月8日に『第1回主夫の友アワード』を開催しました。

そして実は、わが『パピマミ』で連載中のパパライターであり、兼業主夫放送作家の杉山ジョージさんが、『秘密結社 主夫の友』の広報担当をされているので、レポートしてまいりました。

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今や“イクメン”という言葉は普及してきているものの、“主夫”って何? どんな人たちが、どんなことをしているの? と、新たな時代の幕開けを期待するかのように、たくさんの報道陣が集まりました。

実際に、NHK『首都圏ニュース845』をはじめ、多くのニュースメディアでも紹介されており、ものすごい注目度です!

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“主夫=ヒモ”ではない!?

司会をつとめた『秘密結社 主夫の友』CEOの堀込タイゾーさんと、顧問で少子化ジャーナリストの白河桃子さんの第一声で、主夫の友アワードが開会。

そして、まずはじめに、杉山ジョージさんによる基調講演です。

「政府が2020年に女性の管理職を3割にという目標を掲げているならば、男性の主夫を3割にしよう」というお話がありました。たしかに家事や子育てをしながら、管理職を全うすることは非常に難しいこと。夫婦で協力し合ってこそ、仕事と家事・育児が両立できるのではないでしょうか。

また、杉山さんは“主夫=ヒモ”というイメージについても言及。

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ヒモの語源を調べたところ、「海に潜る海女さんが腰に付けているヒモを、船の上で持っている男がヒモを引き、海女を引き上げること」という説があるとのことで、三重県にある『海の博物館』の石原館長に取材したそうです。そこでわかったことが以下の2点。

(1)海女さんがつけているヒモは“命綱”なので、船の上で夫が持っていないと潜れない=とても重要な存在
(2)目印が少ない海の上で、潜る場所を決めるのは男性のほうが得意であり、重要な役割をもつ

じぇじぇじぇ! なるほど!

一般的にヒモといえば、“女性が働いて稼ぎ、女性に養われている男性”というイメージですが、語源からひも解くと意味合いが異なるということがわかります。

杉山さんは、「主夫とヒモのイメージアップをしてきたい」と、決意を込めて語っておられました。

そして、主夫の友アワード表彰式へ

続いて、『第1回主夫の友アワード』表彰式。下記の4名が表彰されました。

【著名人部門】鈴木おさむさん(放送作家)

2002年にお笑いタレント森三中の大島美幸さんと結婚し、妊活の末2015年6月に第1子誕生。産後、妻の仕事復帰をサポートする意味も込めて、“ちちべん(父勉)”と題して1年間の休業を宣言しました。

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【企業人部門】青野慶久さん(サイボウズ株式会社代表取締役社長)

上場企業の社長であり、3児の父。自らも育児休業を取得するほどのイクメンであり、社員にも多様性を求める職場環境づくりをしていることで知られています。

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この表彰式があった木曜日は、「私が夕飯をつくる日なんです」とおっしゃっていたのが印象的です。

【広告部門】西島秀俊さんが出演するLION『ソフラン』のTVCM

俳優の西島秀俊さん扮する新米主夫が、家事に奮闘するLIONの『ソフラン』のCMは、“主夫”という言葉の認知拡大に大きく貢献しました。男性タレントを洗剤のCMに起用するのは初めての試みだそうですが、反響がとても大きかったとのことです。

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このCMの企画担当者様が登壇し、授与されました。

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そして参加者全員に、ソフランが配られました。ありがとうございます!

【女性部門】小島慶子さん(フリーアナウンサー)

夫が仕事を辞めてから、日豪出稼ぎライフをしている小島さん。「男の人だって、働いたり働かなかったり選べたら人生の幅が広がるから、それでいいんじゃないかしら」という発言など、女性目線から主夫への理解を示すことに貢献しています。

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以上、4名の方が表彰されました。おめでとうございます!

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トークライブ『主夫元年、2015年を振り返る』

表彰後は、『秘密結社 主夫の友』統括の村上誠さん、顧問の白河桃子さん、受賞者のサイボウズ青野社長の3名が、トークライブを行いました。

2015年はイクメンNEXT STAGEとなる“主夫元年”であるとし、家事や育児を手伝う・参加するのではなく、「出産と母乳を与える以外、男性にだって全てできる」ということが“主夫”である、と村上さん。

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今や妻の扶養に入っている男性(≒主夫)は11万人にのぼり、まさに“主夫ブーム”が到来している今こそ、共育児・共働き・家事シェアの時代。もっと兼業主夫を名乗っていこう提唱に、サイボウズ青野社長も共感していました。

また女性の活躍を推進するには、男性の家事育児への参画が必要であり、また、「妻を輝かせること」は夫だからこそできることであるというお話がありました。働く女性にとって、これ以上の心強い言葉はないのではないでしょうか。

日本の家庭は、“父親不在”から“夫在(ふざい)”へというお話に、会場は大盛り上がりとなりました!

おわりに

白河桃子さんの閉会挨拶のなかで、主夫の増加やイメージアップは、「若い女性が、働くことや家庭をもつことに希望がもてるような社会づくりに繋がる」とおっしゃっていました。

『主夫の友アワード』は、女性の社会進出や、昨今の日本が抱える少子化といった社会課題を改善する一助となりえる“主夫”という存在意義について、改めて考えさせられる良い機会であったことに、間違いありません。

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最後に、受賞者と『秘密結社 主夫の友』の主夫の皆さんによるフォトセッション。エプロンをしているのは、全員家事や育児をするパパです!

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これからも、『秘密結社 主夫の友』の活動に、目が離せませんね。

次回のイベントは、“主夫になりたい独身男子”と“主夫がほしい独身女子”のためのイベントがあるそうです。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

わが『パピマミ』で連載中の、兼業主夫ライター・杉山ジョージさんのコラムも、ぜひ読んでみてくださいね。

(文/パピマミ編集部・田中)

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