ちゃんと反応するの? お腹の赤ちゃんと話す道具「プリガフォーン」とは

【ママからのご相談】
現在、妊娠4か月目の20代です。胎教について興味が出始め、いろいろと調べています。安定期に入ったら赤ちゃんに音楽を聞かせたり、話しかけたりするのが良いと言われていますが、安定期前の今からできる胎教はないのでしょうか?

a 安定期前の赤ちゃんも、ママとおしゃべりをしたがっています。

齋藤惠と申します。ご相談ありがとうございます。

胎教は主に、安定期といわれる妊娠5か月目から始めるものと思われているようですが、産婦人科医の森本義晴氏によれば『胎児は3か月ほどたつと、聴覚器官が完成するといわれている』そうなのです。はっきりと言葉は分からないかも知れませんが、安定期前から赤ちゃんはお母さんの存在を耳から感じ取っているかも知れませんよ。そこで、ご紹介したいのが“プリガフォーン”というおしゃべり道具です。

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プリガフォーンでおしゃべりすれば、胎内に聞こえる!?

森本氏の著書によると、プリガフォーンとは、

アダプターのようなものをお腹に直接当て、ホースでつながったもう片方のアダプターを口に当てて、胎児とお話しをするもの

だそうです。

アダプターと聞くと想像しづらいかも知れませんが、全体的なイメージは糸電話のようです。この道具を使うことによって、お母さんは無理な姿勢をとらずに赤ちゃんとお話しすることができます。

アメリカから入ってきたプリガフォーンですが、日本で使い始めた当初の実験によると、お母さんの声が赤ちゃんに届いているからか胎児の反応が顕著になったそうなのです。さらにその反応は6か月、8か月、10か月と、胎児が成長するにつれてより活発になってきたそうです。

大切なのは、お母さんが積極的に話しかけてあげること

もちろん、プリガフォーンを使わないと赤ちゃんとお話しができないということはありません。妊娠3か月をすぎたら、道具がなくても、おなかに向かって大きな声で丁寧にあいさつなどをしてあげてください。安定期前の胎教は、赤ちゃんの反応の有無よりも、お母さんが赤ちゃんと積極的にコミュニケーションを取ろうとする気持ちを習慣化することが大切なのです。

他にも、お母さんが好きな音楽や映画を鑑賞したり、たくさん笑ったりするなど、よりリラックスして過ごすことができれば、それは何よりの胎教になります。それらの日常生活に加えて、今後はぜひ赤ちゃんとのおしゃべりを取り入れてみてくださいね。

男性の方が伝わる!? お父さん、どんどん話しかけて!

森本氏が行った実験によれば、子宮の中から赤ちゃんが聞いていると思われるさまざまな種類の声や音楽の中でも、特に低い男性の声がより伝わっていたそうなのです。ということは、お父さんも早いうちから積極的に赤ちゃんに話しかけてあげた方が良さそうですね!

へその緒でつながっているお母さんとのコミュニケーションとは違い、お父さんとのおしゃべりは完全な外からの刺激となり、赤ちゃんにとってもよい胎教となることでしょう。

その際には効果的にその声を伝えることができるよう、ぜひプリガフォーンを取り入れてみてください!

【参考文献】
・『おなかの赤ちゃんとおしゃべりしよう』森本義晴・著

●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)

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